みなさんこんにちは!埼玉県にある「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。
3列目シートを格納する事で、大きな自転車も積む事ができるミニバン。
簡単操作で広がる荷室スペース!その格納ギミック(仕組み)は車種によって様々!
その他、たくさんの荷物を積まなければならない状況、大きな荷物を積まなければならない状況、帰省する時、旅行する時、キャンプ、ゴルフ、大型商品の買い物・・・数多くあると思います。
さらに、例えば、大きな荷物を運び終わったら、すぐに3列目シートを出して人を乗せ、翌日にはまたシートを格納して大きな荷物を積む、そしてまたまたシートを出して・・・という感じに3列目シートを格納したり元に戻したりを頻繁に繰り返さなければならない場合もあると思います。
3列目シートを出したり閉まったり・・・。毎日何度も繰り返す人から年に数回しかしない人も、できれば簡単操作でそれが可能なほうが良いですよね。
今回は人気のミニバン10車種の3列目シートの格納方法と荷室の広さを徹底比較したいと思います。
また今回のお話に登場する「人気のミニバン」は状態が良くてなおかつ総額100万円前後で買える車種に限定したいと思います。
実際に当社にお越し頂ければ、プロからのアドバイスを直接聞けます。
さらに、荷室の広さや格納方法を自分の目で確認することも可能です。プロに相談して自分に合ったミニバンを見つけたい方は、当社の無料相談をお試しください。
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跳ね上げタイプのミニバン
跳ね上げタイプとは、3列目シートが主に左右に跳ね上がるタイプのことであり、まるで鳥が羽を広げたような形で跳ね上がるのが特徴です。
跳ね上げ式の場合は格納操作に若干手間がかかったり、跳ね上げたシートが荷室幅を狭くしてしまったりするなどの問題点があります。
跳ね上げタイプのミニバンとして有名なのが、以下の6車種です。
各ミニバンの特徴や実際の荷室のサイズについて、詳しくみていきましょう。
アルファード20系・ヴェルファイア20系
アルファードとヴェルファイアは、高級ミニバンの代名詞となっている存在です。
非常に大きなサイズ感で、ゆったりしたシートデザインで快適なドライブを楽しめます。
アルファード20系・ヴェルファイア20系は、2008年に登場して2015年まで生産されていました。
堂々たる存在感や高級感はそのままで、さらに上品かつ洗練されたデザインを採用しています。
直4 2.4LとV6 3.5Lのガソリンエンジン、そして2.4Lハイブリッドもラインアップしています。
新プラットフォームが採用し、低床化してより乗降性に優れた車種にグレードアップされました。
また、室内高は10mm、室内長は75mm拡大して、室内空間はさらに広大となっている特徴があります。
LED室内間接照明やトヨタプレミアムサウンドシステムなど、よりドライブを楽しめる機能が満載です。
アルファード20系・ヴェルファイア20系のサイズ感は、以下のとおりです。
最大幅 | 約128cm |
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最小幅(左右タイヤハウスの間) | 約99cm |
開口部高さ | 約121cm |
2名乗車・2列目3列目シート格納時奥行き | 約194cm |
1.2列目まで乗車・3列目格納 | 約124cm |
1.2.3列目フル乗車時 | 約34cm |
3列目シートがゆったりした状態では20cm程度の幅しかありませんが、荷室を確保したデザインにすれば34cm程度の幅を確保できます。
3列目は、矢印を合わせた状態でスペースアップレバーを引くことで容易に跳ね上げ可能です。
2列目シートまで格納すれば、最大194cm程度まで荷室を確保できる特徴もあります。
各シートには無段階調整の回転式アームレストが付属し、マニュアルオットマンが搭載されている特徴もあり、アルファード20系・ヴェルファイア20系は荷物を多く収納できるだけでなく人間にも優しい車です。
ノア・ヴォクシー70系
兄弟車として知られているノアとヴォクシーの70系とは、それぞれ2007年に2代目の位置づけで誕生しました。
特に、ヴォクシー70系は「父になろう」のキャッチフレーズでお馴染みで、2013年12月まで生産されていました。
煌モデルが特に人気で、さらにZSグレードには燃費性能を高めるためのバルブマチックが付いた新開発エンジンが使用され、燃費性能も格段に向上しています。
ノア・ヴォクシー70系の荷室のサイズ感は、以下のとおりです。
最大幅 | 約126cm |
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最小幅(左右タイヤハウスの間) | 約99cm |
開口部高さ | 約117cm |
2名乗車・2列目3列目シート格納時奥行き | 約169cm |
1.2列目まで乗車・3列目格納 | 約116cm |
1.2.3列目フル乗車時 | 約40cm |
ノア・ヴォクシー70系の場合、3列目シートの跳ね上げ式による格納展開が非常に簡単です。
椅子底面にあるレバーを引けば、背もたれが前に倒れてそのままバネの力によって上に跳ね上がる仕組みとなっています。
腕力はほぼ必要なく、女性でもとても簡単に操作できます。
荷室開口部が広くて低床なため、重い荷物を出し入れする際に上に大きく持ち上げる必要がない点も魅力的です。
シートレイアウトを元に戻す際には、跳ね上がった全体を下げて背もたれを引き上げるだけで元通りとなります。
ノア・ヴォクシー70系のシートの特徴として、ロングスライドマルチ回転シートがあり、チャイルドシートを使用する場合にチャイルドケアモードを搭載している点が挙げられます。
セレナC26型
セレナC26型は、2010年に誕生しセレナとしては4代目に該当する車です。
フロントマスクのVモーションが採用され、スポーティな印象が強いデザインが印象的です。
ヘッドランプが上下2段構えとなり、上品で存在感ある雰囲気を演出している特徴もあります。
S-HYBRIDを選べば燃費も格段に向上し、これもあって3年連続販売台数1位を記録したことでも有名です。
ハイグレードモデルの場合、フロントドアにスーパーUVカット断熱グリーンガラスを採用するなど、快適な室内空間の確保を実現しています。
20S」以外のグレードでは、2列目シートの背面に折り畳み式パーソナルテーブルがあり、さらに快適性が向上している特徴もあります。
セレナC26型の荷室のサイズ感は、以下のとおりです。
最大幅 | 約115cm |
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最小幅(左右タイヤハウスの間) | 約94cm |
開口部高さ | 約123cm |
2名乗車・2列目3列目シート格納時奥行き | 約177cm |
1.2列目まで乗車・3列目格納 | 約122cm |
1.2.3列目フル乗車時 | 約47cm |
3列目を跳ね上げる場合、紐を引っ張り跳ね上げてストッパーを付けることで対応できます。
3列目シートまで使用した場合でも、荷室サイズが奥行きで43cmもあるので、最大定員を乗せても十分荷物を積めるスペースを確保可能です。
また、荷室の床下には大きな収納スペースが儲けられており、小型ベビーカーを収納できる広さがあります。
セレナの特徴として、マルチセンターシートを採用している点が挙げられます。
運転席と助手席の間にスライドできるデザインを採用しており、ウォークスルーとして利用可能です。
フリードハイブリッドGP3型
フリードハイブリッドGP3型は、コンパクトサイズのミニバンとして人気を博しています。
2011年に発売開始され、元々人気の高かったフリードのハイブリッドモデルとあり予想を上回る売れ行きを記録しています。
気筒休止付きの1.5LVCM VTECにより、燃費の良さだけでなく走りの性能も高い点が魅力的です。
低中速域での滑らかなトルクによって、スムーズな加速がありハイブリッドならではの静かさもキープしています。
見た目はコンパクトながら、使いやすくゆとりのある室内空間を確保している特徴があります。
シートレイアウトもバリエーションが多く、多彩な使い方が可能な荷室も魅力的です。
フリードハイブリッドGP3型の荷室のサイズ感は、以下のとおりです。
最大幅 | 約118cm |
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最小幅(左右タイヤハウスの間) | 約102cm |
開口部高さ | 約106cm |
2名乗車・2列目3列目シート格納時奥行き | 約138cm |
1.2列目まで乗車・3列目格納 | 約101cm |
1.2.3列目フル乗車時 | 約25cm |
フリードハイブリッドGP3型の場合、ガソリンモデルと違って若干荷室が高くなっておりその分狭いデザインとなっています。
1.2.3列目フル乗車時では25cm程度しか幅がなく、余裕がないものの全てのシートを格納すれば138cm程度の奥行きを確保できます。
紐を引っ張りシートを手動で倒して跳ね上げて、ロックをかける必要があり、若干重さがあるので力が必要です。
全タイプで3列目シートを2席とできるので、占有スペースを拡大できる特徴があります。
前後タイプのミニバン
前後タイプのミニバンとしては、エリシオンが有名です。
ここでは、エリシオンの荷室の特徴を紹介します。
エリシオン
エリシオンは、低重心で安定した走行が可能なミニバンです。
搭載しているエンジンが2種類あって、VTEC機構を搭載したエンジンでは燃費性能の高さを実現しています。
低重心で走りが落ち着いている関係上、エンジン音が静かな点も魅力的です。
シートの高さは、1列目より2列目は4cm、2列目より3列目が4cm座高が高いので、どの座席に座っても視野を確保できている点も注目です。
3列目のシートの厚みがあるため、跳ね上げ式ではなく座面を持ち上げて前に寄せる方式を採用しています。
エリシオンの荷室のサイズ感は、以下のとおりです。
最大幅 | 約129cm |
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最小幅(左右タイヤハウスの間) | 約102cm |
開口部高さ | 約106cm |
2名乗車・2列目3列目シート格納時奥行き | 約168cm |
1.2列目まで乗車・3列目格納 | 約120cm |
1.2.3列目フル乗車時 | 約40cm |
エリシオンは余裕のあるサイズ感が魅力的で、荷室も非常に広く多くの荷物を確保できます。
特に、3列目までフル乗車していても、40cmの奥行きがある点が魅力的です。
2列目と3列目シートは、いずれも6:4分割タイプになっており、それぞれチップアップ&スライド操作が可能です。
2列目についてはシートバックサイドのレバーでスライドドア外側より、3列目シート後下部のレバーでテールゲート外側からも操作できます。
乗車人数や荷物の種類と量に応じた多彩なシートアレンジが簡単に実現できる点が魅力的です。
床下格納式タイプのミニバン
床下格納式とは、主にシートが180度倒れてフラットになるタイプです。
操作が容易で簡単に荷室幅を広くできるメリットがあります。
一方で、シートのサイズが小ぶりになったり、荷室下へ反転格納するタイプ式の場合は荷室の収納物を取り出せなかったりするデメリットがあります。
床下格納式タイプのミニバンとして、以下5車種が有名です。
各ミニバンの特徴や実際の荷室のサイズについて、詳しくみていきましょう。
エルグランドE52型
エルグランドは、高級ミニバンとして人気の高い車種です。
1997年の登場から現在まで、モデルチェンジを繰り返しながらさらなる進化を続けています。
エルグランドE52型は2010年に登場したモデルで、ルーフが低く前方から後方にかけてつり上がっているようなデザインを採用しています。
省燃費性能に優れている直列4気筒2,500ccのエンジンを採用し、静寂性に優れるエンジンとなっているのが特徴です。
ルーフの低いスリムなボディにより、スポーティーな雰囲気があるため若者にも高い人気を誇っています。
低重心設計により、抜群のドライビング性能を誇っていて運転していて楽しい車でもあります。
エルグランドE52型はサイズ的に大きく、荷室も多く確保でき以下のサイズ感です。
最大幅 | 約120cm |
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最小幅(左右タイヤハウスの間) | 約103cm |
開口部高さ | 約96cm |
2名乗車・2列目3列目シート格納時奥行き | 約169cm |
1.2列目まで乗車・3列目格納 | 約121cm |
1.2.3列目フル乗車時 | 約34cm |
特に、2名乗車のレイアウトとした際の奥行きが169cm程度ある点が魅力的です。
シートは、紐を引っ張るだけで前に倒すことができる仕組みを採用しています。
若干高さが高い点が気になるものの、フラットなデザインにできる点が魅力的です。
シートについては、革素材を使用しており7人乗りでは質の高いコンフォタブルキャプテンシートを採用しているのが特徴です。
座り心地は柔らかいクッションのような座り心地で、高級感のあるインテリアも人気となっています。
エスティマ50系
エスティマ50系は、2006年1月に発売されて前期型・中期型・後期型と3つに分類されます。
非常に長く愛されていた車であり、惜しまれつつもエスティマ自体が生産集約されたため中古車として人気です。
5ナンバーでありながらも、余裕のある室内空間が確保されているのがエスティマ50系の魅力です。
エスティマ30系から進化したポイントとしては、床下にシートを格納している点です。
さらに、2列目シートを最前部までスライドさせると、荷室スペースの奥行きは最大約168cmまで拡張可能です。
荷室のサイズ感は、以下のとおりです。
最大幅 | 約127cm |
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最小幅(左右タイヤハウスの間) | 約106cm |
開口部高さ | 約102cm |
2名乗車・2列目3列目シート格納時奥行き | 約155cm |
1.2列目まで乗車・3列目格納 | 約115cm |
1.2.3列目フル乗車時 | 約54cm |
操作性についても、3列目シートは3列目シート背もたれ背面にある紐式のレバーが2本操作することで容易にレイアウト変更可能です。
具体的には、紐のうち一本を引っ張れば背もたれが倒れて、もう一本を引っ張り上げることで床下スペースに格納できる仕組みとなっています。
操作性も決して重くなく、女性でも簡単に操作できる点が魅力的です。
ステップワゴンRK型
ステップワゴンRK型は、ステップワゴンとしては4代目にあたるミニバンです。
秀逸なデザイン性が魅力的であり、角張ったミニバンであるものの風洞試験により空気抵抗を減らしている特徴があります。
これにより、操縦安全性が高まり高速運転時も安心です。
デザイン性だけでなく、地面から車内床までのフロア高が低く、子どもや年配の方も楽に乗り降り可能です。
また、ステップワゴンRK型の大半が2列目シートが8人乗りで、6:4分割タンブルシートのデザインを採用しています。
これは、レバー操作で前方へ跳ね上がる仕組みを採用しており、1回の操作で容易に折りたたみできる便利な機能です。
低床設計により広々した印象があり、長時間のドライブでも快適に過ごせます。
ステップワゴンRK型の荷室のサイズ感は、以下のとおりです。
最大幅 | 約123cm |
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最小幅(左右タイヤハウスの間) | 約100cm |
開口部高さ | 約120cm |
2名乗車・2列目3列目シート格納時奥行き | 約165cm |
1.2列目まで乗車・3列目格納 | 約124cm |
1.2.3列目フル乗車時 | 約58cm |
特筆すべきは開口部高さで、低床設計によって荷室も高く確保できる特徴があります。
奥行き、開口部の高さも十分あるのでゴルフバッグなども多く収納できます。
また、2名乗車のレイアウトにした場合の奥行きも長い点も魅力的です。
ワンタッチで倒れる2列目シートの採用などによって、容易にレイアウトを変更できるように工夫されている点も見逃せません。
アイシス10系
アイシスは、2004年9月に発売されて、5ナンバーサイズのボディを最大限に活かした取り回し性能の高さが魅力的です。
また、ユニークなセンターピラーをビルトインしているパノラマオープンドアも人気となっていました。
残念ながら2017年に生産終了してしまいましたが、モダンなスタイルで今でも人気を博しています。
高剛性ボディとしっかりとしたサスペンションにより、快適な走行を楽しめるメリットもあります。
アイシス10系は、ミニバンとしてはコンパクトな位置づけになる車であり、ホイールベースが短く、その中にシートを3列並べているデザインです。
また、室内高もやや低めに設定されている関係上、通常のミニバンと違って3列目シートに脚は無いデザインで、床面の上に座椅子を置くイメージの車となっています。
アイシス10系の荷室のサイズ感は、以下のとおりです。
最大幅 | 約115cm |
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最小幅(左右タイヤハウスの間) | 約99cm |
開口部高さ | 約90cm |
2名乗車・2列目3列目シート格納時奥行き | 約145cm |
1.2列目まで乗車・3列目格納 | 約131cm |
1.2.3列目フル乗車時 | 約42cm |
荷室のサイズ感も、コンパクトなデザインとなっています。
さらに、アイシスの3列目シートはスライドしない関係上、足元奥行きは24cm程度しかありません。
格納展開はシート自体が簡易的な作りとなっていて、軽く操作しやすい特徴があります。
シエンタ170系
シエンタは、コンパクトサイズでスタイリッシュなデザインが印象的な車です。
シエンタ170系については、シエンタの2代目という位置づけで2015年に販売開始されました。
発売当初、1か月の販売目標台数が7,000台としていたのに対して、なんと49,000台もの台数を受注したことで知られています。
初代モデルからさらに乗り降りしやすくなっており、地上高が330mmとさらに低くなっている点が魅力的です。
トレッキングシューズをイメージした、独自性が高くスタイリッシュなデザインも人気の1つです。
6人乗りモデルもあり、3列シートをそのままに左右独立したセカンドシートが設置されている特徴があります。
シエンタ170系の荷室のサイズ感は、以下のとおりです。
最大幅 | 約126cm |
---|---|
最小幅(左右タイヤハウスの間) | 約94cm |
開口部高さ | 約105cm |
2名乗車・2列目3列目シート格納時奥行き | 約159cm |
1.2列目まで乗車・3列目格納 | 約97cm |
1.2.3列目フル乗車時 | 約32cm |
収納は、2列目シートに収納する形で荷室を広くできる特徴があります。
コンパクトサイズのミニバンながら、荷室のサイズは十分確保可能です。
2列目のシートは先代よりもシート幅を70mm以上拡大し、幅広のベンチ風シートを採用しているため余裕のあるデザインとなっています。
各ドアの左右にドアポケットとボトルホルダーがあり、さらにサードシートの両脇にデッキサイドボトルホルダーとスマホホルダーなどがあるため、コンパクトサイズながらも居心地の良い機能が満載です。
子育てファミリーにとって使い勝手が良いミニバンの荷室条件とは?
子育て世代の家族にとって車選びの条件に必ず入る重要な事のひとつ「ベビーカーがどれだけ簡単に積めるか」「お出掛けの時、荷物がどれくらい積めるか」という問題があると思います。
例えば、ノア・ヴォクシー・セレナ・ステップワゴンのように3列目シートが左右片側ずつ跳ね上げ格納できるタイプなら左右のどちらかだけを常に格納状態にしておき、そこをベビーカー置き場にする事ができます。
また、年に1回2回と帰省や旅行など遠出することもあると思います。
沢山の荷物を積んでの移動となると思いますが、そんな時も簡単に3列目シートを格納して荷物を積む事ができて、さらに、友人家族や、おじいちゃん・おばあちゃんと大勢で乗るシーンもあると思いますが、簡単にシートを展開できると、とても便利だと思います。
以上の事から「子育てファミリーにとって使い勝手が良いミニバンの荷室条件」とは・・・
- ベビーカーの積み下ろしが楽に出来るゆとりがある荷室であること。
- 遠出の際など、沢山の荷物も十分に積めるスペースが確保できること。
- 3列目シートは女性の腕力でも簡単に格納展開ができる仕組みになっていること。
・・・・といった所ではないでしょうか?
ミニバンを中古で買う場合には荷室のコンディションをチェックすべき!
ミニバン中古車を買う時、気をつけなければならないハズレパターンはいくつかありますが、そのうちのひとつが「前オーナーが仕事で使っていたミニバン」。
例えば、仕事で使う重たい道具や材料が常に積みっぱなしであるという事は、ミニバンが走る止まる曲がるという動作を繰り返す度に、増えた重さが全て車体や駆動系にダメージとして蓄積する事になります。
重い荷物を積んで走るという事はその分各パーツの寿命を早める事になるのです。
特に、ATトランスミッションのダメージは著しく、修理するにも高額の料金がかかるので、絶対避けたい所。
荷室が汚いミニバン中古車は前オーナーが仕事で使っていた可能性が高い
例えば、荷室の最後部にあるプラスチックのカバーやリアバンパー上面にスリ傷が多くある場合、底面が硬い物質で作られた重量のあるモノ・・・つまり重い工具箱のような荷物の積み下ろしが多かったのでは?と推測できます。
また、荷室カーペットの汚れが極端にひどい場合も、以前は作業車として使われていた可能性は否定できないと考えられます。
まとめ
ミニバン10車種の「荷室の広さ」と「3列目シート格納ギミック(仕組み)」を徹底比較しました。
- ミニバンの3列目シートは主に「左右跳ね上げ式」「前後スライド式」「床下収納式」の3種類のパターン
- 効率的に荷室スペースを広げられるのは「床下収納式」と言えるが、反面シートの座り心地が悪くなってしまう場合がある
- 「前後スライド式」はシートの座り心地は良好だが他のパターンに比べ奥行きが確保しずらいため、中・大型ミニバンで採用されることが多い
- ノア・ヴォクシー・セレナ・ステップワゴンと若い家族に人気の5ナンバーミニバンは全て「左右跳ね上げ式」ですが、このパターンは重たいシート本体を高い位置に持ち上げなければならないので、設計に工夫が無いと、その作業はとても重く困難になってしまう
- ノア・ヴォクシーは最も簡単に3列目シートの「格納」「展開」ができる反面、足元スペースの調整を行うスライドができない、またアルファードは格納展開が重くて困難な反面、ロングスライドができどの車種よりも快適に乗る事ができる、といった具合に一長一短な傾向がある
- ミニバンを選ぶ際は、荷室スペースのプラスチックのカバーとリアバンパー上面のスリ傷が多いもの・荷室床面カーペットの汚れの酷いものは作業車として使われていた可能性が高いので避けたほうが良い
今回の記事が、あなたの車選びに役立てばばうれしいです。最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
当店ラインアップはミニバン専門店となり、今回紹介した車種を豊富に扱っています。
実際にシートアレンジや荷室の広さを見比べたり、試乗で乗り比べたりも可能です。
ご来店の際にはぜひ事前に無料相談フォームよりご予約をお願いいたします。