みなさんこんにちは、埼玉県の格安中古車販売ラインアップです!
中古車購入を検討する際には、みなさん必ずといっていいほど、「程度の良い車で○○万円くらいの車ってないかな?」と探されています。
果たして、「程度が良い車」とはどういった車なのでしょうか?
「程度の良さの定義」とはなんでしょうか?
あなたがグーネットやカーセンサーネットで中古車を探しているとき、どうしたら安くて程度良好な中古車を探せると思いますか?
「これいいかも!」って思った中古車の程度が良いか悪いか、どうしたら見極められると思いますか?
ひょっとしたら下記の理由で程度が良い、安心って思い込んでいるのだとしたら非常に危険です。
- 修復歴が無いから程度が良い
- 走行距離が少ないから程度が良い
- 写真映りがキレイだから程度が良い
- 100台以上も展示している大型店だから程度が良い
- 保証付きと書いてあるから安心
今回は、ちょっと掘り下げて詳しく解説したいと思います。
修復歴が無いから程度が良い
逆を考えればすぐ分かるのですが、修復歴が無い車であっても下回りを打っていたりして真っ直ぐ走らない足回りが曲がっている車は沢山あります。
塩カリ等にやられて下回りやボディが錆で腐食している車も沢山あります。冠水車もあります。エンジンから白煙が出ていたり、ミッションが滑り気味だったり、キズ凹みが多数あったり、修復歴は無しだけれども、程度が悪い車はものすごく沢山あります。
こういった情報はグーネット、カーセンサーネットを見て知り得るのでしょうか?もちろん一切情報開示していないですよね。
走行距離が少ないから程度が良い
例えば走行距離8万kmと走行距離10万kmの中古車があった場合ですが、ほとんどの方は走行距離8万kmの方が少ないから程度が良いはずだと思うのだと思います。
誤解を恐れずハッキリ言いますが、どちらも大した差は無く変わらないと言えます。
あなたが今乗っている車よりも、少しでも走行距離が少ない車を乗っている友人や家族や知り合いの車が全てあなたの車よりも程度が良いって言い切れますか?
そんな事ないですよね。自分は購入してからオイル交換も定期的にキッチリやってきていて調子よく乗っている、でも友達の車はボンネットも開けたこと無いっていってたしオイル交換すらほとんどやっていないみたいだし、車もいつも汚いし、みたいな事って身近にもありますよね。
それでもあなたは走行距離が少ないっていう理由だけで程度が良いって思いますか?
大切なのはネットに出ている走行距離というのは単なる数字だと言うこと。GOOネット、カーセンサーネットから程度を見極めることは困難と言えます。
写真映りがキレイだから程度が良い
写真映りはキレイな方がもちろん良いのですが、その販売店の丁寧さやシッカリ仕事をしている感も伝わってきますからね。
ただし、写真映りがキレイなのと程度が良いのは何の関係もありません。外装のキズ凹みに関しての判断をしているのだと思いますが、よっぽどキズ凹みが大きくて写真に写っているのは論外ですが(販売店の無神経ぶりもさることながら)、小さいものから中くらいのレベルのキズ凹みはまず写真には写りません。
もちろん機関面の調子も分かりません。下回りの錆や足回りの曲りも分かりません。
室内の写真に関して言えば、タバコヤニ汚れや臭いも当然分かりません。さらに例えば前周りのインパネ周りの写真にナビが映っていたとしても、装備品欄にはナビのチェックがしていなかったり、壊れているナビが付いていてとりあえず写真は映してあるけれども使えるとは記載しないといった騙しのケースも多々あります。
ナビ、オーディオは一応は付いているけれども故障していて、唯一バックカメラだけは正常に作動している。
セールスポイントに「バックモニター付き!」とは謳っているけれども装備品欄にナビ、オーディオのチェックは外されている。みたいなケースは沢山あります。画像しか見れないネットの仕組みを逆手にとった完全に騙しと言えます。
100台以上も展示している大型店だから程度が良い
大手中古車販売店だから程度が良い車だけを販売しいるはずだ、粗悪車や騙すような事は無いはずだ。そんなところでしょうか。
もちろんキチンとした店舗も沢山あります。ですが、善良なユーザーを騙す悪徳な大型販売店、中型販売店も沢山あります。
先日大騒ぎになった大手の老舗ホテルや高級ホテルで多数発覚した「食材偽装事件」を見ればわかると思いますが、大手だろうが組織ぐるみで何でもやっちゃうんですね。「事故歴あり」の中古車を「無事故」で販売していたとしても、あなたは見極められますか?
走行距離を改ざんされていたとしても、あなたは見極められますか?大手だから絶対に消費者を騙すようなことはしないだろう、の心理を逆手にとった完全に詐欺行為ですよね。何が本物で何が偽物なのかを見極めないといけない時代なんです。
ただし、GOOネット、カーセンサーネットをいくら見ていても本当の情報は残念ながら得る事は出来ないんですね…
なぜか? そういう仕組みに意図的に作ってあるサイトだからです。完全情報オープンにすると困る販売店が沢山ある。
本物が高く見られてしまったり偽物が安く見られてしまう。ネットの表面的な薄っぺらい情報だけで判断してしまうと非常に危険と言えます。
保証付きと書いてあるから安心
保証無しは問題外ですが、保証付きって書いてあるから無条件で安心してはいけません。保証内容がとても重要になってきます。
例えばよくあるケースが、「全車保証付きで安心!」みたいな事をアピールしておいて、保証内容自体は「1ヶ月1,000kmまで」「3ヶ月3,000kmまで」保証対象箇所もかなり限定されている。買ったお店まで持っていかないと保証が受けられない。
よくよく調べていくと実質機能しない「名ばかりの保証」と言えます。ネット上では保証付きで安心って書いてあるのを鵜呑みにすると後々痛い目にあいます。
まとめますと、GOOネット、カーセンサーネットから知り得る情報からでは本当のことは分からない、ということなんですね。
程度が良い中古車の定義とは?
本当の状態を知るひとつの手段として「鑑定書」があります。
全て根拠があって、他店様の掲載車両の状態についてお話しする事すらも出来ます。
ご存知の方も多いと思いますが、「GOO鑑定」というものがあります。これはGOOがJAAA(日本自動車鑑定協会)に委託して鑑定士を販売店に派遣し、一台一台中古車を鑑定して状態を書面で保証するといったものになります。
この鑑定書から得られる情報はとても大切なもので、
- 走行距離が実走行か改ざんされているかどうか。
- 修復歴の有無と、有りの場合の度合と箇所。
- エンジン等主要機関の状態。
- 外装、内装の状態
大きくこの4つの評価を行い、鑑定書に記載します。
これらはとても重要な情報で、ユーザーにとって大変価値ある判断材料になります。なぜなら、鑑定書が付いてない中古車だった場合にGOOネットに記載されている走行距離自体が実走行なのかどうか?修復歴無しと記載されてるけれども本当なのかどうか?
程度良好って書いてあるけど本当なのかどうか?鑑定書が無いとこれら全てが疑わしくなってきます。年式が古い車、走行距離が走っている車、低価格帯の中古車ほど逆に鑑定書の重要性は高くなると言えます。
しかし、本日付けのGOOネットを見ると全国で掲載台数が345,691台にたいしてGOO鑑定済の車は63,352台、全体からするとたった約18%しかありません。
8割以上が鑑定無しの中古車になります。
埼玉県だけに限ってみると、掲載台数が21,329台にたいして車体金額50万円以下で鑑定済の車は、たった1,244台しかありません。
全体からするとたった約6%しかありません。
大切なことなので、もう一度言いますが、グーネットに掲載されている中古車のうち、埼玉県に限ると車体金額50万円以下で鑑定済みの中古車はたった6%しかありません。
グーネット、カーセンサーネットに載っている8割から9割は鑑定書すら付いていない現状の中で、中古車の良し悪しを判断するのは非常に難しい現状があります。
ここでは詳しくはお話しできないのですが、グーネット、カーセンサーネットに掲載されている車に関して、いつどこのオークション会場でいくらで仕入れたのか?車の状態、距離、修復歴、など、実はほぼ全ての情報を私どもは把握出来ます。
私たちは、ただお客様に車を販売して儲けてやろう!なんてことは思っていません。
車だけでなく、お客様の安心、安全も一緒にお届けしないといけない!と思っています。
だからこそ、このように鑑定書という「基準」を設けてお客様にも分かりやすいように、安心、安全をお届けしているのです。
当店で購入する必要はありません。中古車のことで何か分からないことがありましたらご相談だけでも大丈夫です。お気軽にご相談ください。
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
この記事があなたの車選びに少しでもお役に立てば嬉しく思います。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。