みなさんこんにちは。埼玉県入間郡三芳町にある、ミニバン中古車専門店ラインアップ代表の菊池です。
国の統計不正が問題になっていますが、自動車メーカーも不正が相次いでいます。
2017年、2018年には、日産・三菱・スバル・スズキでは、無資格者による完成検査・排ガス・燃費測定の改ざんが明るみになり、さらにスバルではブレーキ性能検査で不正が発覚。2016年には三菱の燃費データ改ざんが発覚しました。
要は、国も自動車メーカーも嘘を付いていたわけです。組織ぐるみで平然と国民やユーザーに嘘を付いていたわけです。
では、中古車業界はどうなのか?
先日、実際に当店で購入して頂いたお客様が、いろいろと中古車専門店を見て回ったときの感想をわざわざレポートとして作って持ってきてくれたので紹介します。
信頼を求めて、割高を承知で50年来ディーラーから購入してきた。
しかし、長年の担当者が定年退職。
今回、初めて中古車専門店を廻り調べてみて驚いた。中古車市場を見て回った私の印象。
- 誰でも開業出来るいい加減で無責任体質な業界。法的に摘発出来ない抜け道商法。
- とにかく売って儲ける主義。一人二人経営の店舗も多い。ヒトの命も軽視。整備すら出来ずにただ売るだけ。
- 安さだけを求める客に、不透明、未整備な車に保険をセットする無責任システム。
- 売上最優先のために従業員は平気で嘘をつく。とにかく多い。「嘘つき集団」は不動産業界を超える。
- 価格が不透明。大手でもいい加減。店舗の知名度に多くの客が騙されていることに気がついていない。
- 社員の資質が極めて低く、勤続が短いのが特徴的。大手に多い。
以前にも【中古車に対する不信感は払しょくされたと言うが・・現実はどうなのか?】という記事を書きましたが、まだこんな酷い業者が多いのかと、驚いたのと同時に、残念でなりません。
なぜなら、本来、中古車屋さんというのは、安心安全な車を提供し、ユーザーのカーライフを快適にすることが目的であるからに他なりません。
ユーザーの中には、女性の方など車に詳しくない方も大勢います。そんな素人の方が平然と嘘をつかれ騙されて、後々苦い思いをするシーンを想像すると悲しくなります。
では、悪質な車屋に騙されないためにはどうしたらいいのか?
それは、優良店を選ぶことです。優良店では、車の質・整備の質・保証の質にこだわり、ユーザーが安心して長く乗れる安全な車を提供してくれるからです。さらに、社員の質にもこだわり、嘘がなく正直で誠実な対応をしてくれます。その車の良いところも悪いところも正直に話してくれます。
そういった優良店に出会えたら、幸せですよね。
最後に、このレポートの続きをご紹介します。
でたらめ野放し業界に呆れていた中で、ネット上に目に止まる会社があった。
直観的に共鳴できそう。しかし三芳だと遠い。二の足を踏む。
でも下見に行ってみた。
社員が来たが「必要な時に声を掛けて」「自由に見て下さい」と去る。しつこくない。好感が持てた。
帰宅後、ネットで調べてみた。
経営者の「ホンモノの理念」に共鳴出来た。「人のために役に立つ」「ぶれていない」「信頼できる」「一貫している」
不便で目立たない場所なのに、20年近く生き残れる経営実績が信頼できる。再び訪れた。新井さんと出会った。動画で説明していた人だ。ラッキー。
説明に無駄がない、嘘がない、駆け引きがない、押し付けがない。自信がなければ出来ない自然体。
知識と経験から来る技術的な知見はさすがに専門家。よく知っている。
新井さんのゆとりを感じる人柄とガツガツしない好感度もプラス。
「この店の車とヒトは信頼できる」と直感。理屈っぽい私が珍しく納得、車種は決めていたので短時間で決断した。
経営者自らプロの技術的目線で仕入れる確かな車だからこそ、社員は自信を持って勧められる構図。
社長は「社員を使うのではなく、大切に育てている」のだと思う。大小乱立の中古車業界の中で、着実な経営努力が20年近く生き残れる安定した経営基盤を築き上げ、保証を売り、信頼を得ている証と感じた。
H様、このような貴重なレポートを書いて下さって心より感謝を申し上げます。
そして、お客様に対して、嘘のない、正直で親身な対応をする社員教育を今後とも徹底していきます。
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
この記事があなたの車選びに少しでもお役に立てば嬉しく思います。