みなさんこんにちは!埼玉県入間郡三芳町にある、コミコミ80万円以下の「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。
ホンダを代表するミニバンと言えば「ステップワゴン」です。5ナンバーサイズでありながら広い室内空間を確保した、若いファミリー層から圧倒的な支持を得ているミニバンです。
実際に小さなお子様がいるご家族の多くが、ステップワゴン・セレナ・ノア/ヴォクシーなどの5ナンバーサイズミニバンを所有しています。
これらの5ナンバーサイズミニバンが選ばれるのは、
- 運転が苦手なママでも車幅感覚が分かりやすい。(運転が苦手な人向けに設計されている)
- 5ナンバーサイズでありながら、室内空間が広く家族旅行にも使える快適性。
- 三列シート8人乗り(7人乗り)で大勢乗ることができる
- ミニバンの中でも燃費や税金など維持費が安い
が主な理由です。
そして今回紹介する、ステップワゴンスパーダ(RK型・4代目)は、スパーダ専用エアロパーツや、専用装備など、時代遅れな感じはまるでなく、現行のミニバンと比べてもトップクラスのスポーティーでかっこいいミニバンに仕上がっています。
そんな人気のステップワゴン(RK型)ですが、2019年10月現在、人気グレードである、「スパーダ」の中古車が100万円以下で手が届くようになってきました。
なぜ、これほどまでに、ステップワゴンスパーダ(RK型・4代目)がパパママに人気があるのか?
その理由を、装備や走行性能、シートアレンジ、荷室や収納スペース、ボディサイズや燃費や税金の維持費、前期後期の違いなどを、リアルなユーザーの口コミを交えて徹底解説していきます。
また、中古で買うときに気を付けたい故障し易い箇所やリコール情報、中古車相場、賢い中古車購入方法も合わせてお伝えしますので、ぜひ、あなたの車選びにお役立て頂けたら幸いです。
ステップワゴンスパーダ(RK型・4代目)がパパママに大人気な31の理由とは?
発売期間 | H21.10~H27.3 | 全長×全幅×全高 | 4690×1695×1815mm |
型式 | DBA-RK5 | 乗車定員 | 8名 |
ミッション | CVT | 駆動方式 | 2WD(FF) |
排気量 | 1997cc | 使用燃料 | レギュラーガソリン |
最高出力 | 150PS/6200rpm | JC08モード燃費 | 13.2km/L |
*横スクロールします
1.一目惚れするデザイン!とにかくかっこいい!
ステップワゴンスパーダ(RK型)の大きな特徴は、スクエア(四角)なスタイリングの中にどこか流れるような滑らかさを感じさせるデザインです。
そして、スパーダ専用エアロパーツは、かっこいいだけではなくて風洞試験を行い空気抵抗を減らした操縦安定性も得られる存在感抜群のパーツです。
アクセサリーランプ内蔵のクロームメッキフロントグリルと、開口部逆台形型のフロントバンパーをはじめ、専用エアロをまとったステップワゴンスパーダ(RK型)は、見た目も重視するパパママが一目惚れするほどかっこいいスポーティーなデザインに仕上がっています。
スパーダ専用装備
- アクセサリーランプ内蔵フロントグリル
- エアロフォルムフロントバンパー
- エアロフォルムカラードサイドシルガーニッシュ
- エアロフォルムリアバンパー
- テールゲートスポイラー
- クリアアウターレンズ・リアコンビネーションランプ
- スパーダ専用16インチ(17インチ)アルミホイール
- 本革巻きステアリングホイール
- パドルシフト
- チューニングサスペンション
2.ステップワゴンは運転が楽しい!
ステップワゴンスパーダ(RK型)は運転が苦手なママも運転しやすく、運転が好きなパパの満足度も非常に高いミニバンです。
- 専用チューニングサスペンション+低床設計
- パドルシフト
- i-VTECエンジン
これらによって、【走る・曲がる・止まる】という車の走行性能が高く、気持ち良く運転できることが要因です。
2-1.専用チューニングサスペンション+低床設計
専用のチューニングが施されたサスペンションは、カーブを曲がる時に車のロール(傾き)を抑え、柔らかすぎず硬すぎず、沈み込みやすいミニバンのウィークポイントを解消していて、低床設計なボディも車のロールを抑える効果に一役買っています。ロールが減ることで、同乗者の車酔いを抑える効果もあります。
コンパクトカーやスポーツカーから乗り換えても同じような感覚で運転できるのは、カーブでもふらつきにくく、ボディサイズの大きさを感じさせないシャープな足回りから来ていると言えます。
2-2.パドルシフト
ハンドル裏に装備されているパドルシフトは、右側のレバーがシフトアップ、左側がシフトダウンです。実際に使ってみると、まるでマニュアル車を運転しているような感覚でシフト操作が出来ます。
どうのように操作するのか動画を撮りましたので見て頂ければイメージし易いと思います。
エンジンブレーキを効かせるのも楽に出来ますし、クルマ好きのパパも峠道でスポーティーな走りを楽しめますね!
過去にパドルシフトについて解説した【パドルシフトとは?ミニバンに必要な機能なの?】こちらの記事も参考にしてくださいね。
2-3.i-VTECエンジン
加速性能が改良された2.0ℓi-VTECエンジンは、ホンダ伝統のVTECエンジンを、より市販車向けに低回転から高回転までスムーズに吹けあがるように改良した、パワーと低燃費を両立したエンジンです。
アクセルを踏んだ時の反応がとても良く、重量のあるミニバンとは思えないほどスムーズに加速するので街乗りや高速道路でもストレス無く運転できます。
実際にステップワゴンスパーダ(RK型)を所有しているユーザーの口コミをご紹介します。
スパーダは車の大きさを感じさせず、小さい車からの乗り換えでも違和感がありませんでした。妻が運転できそうに感じたのもこのあたりが要因かもしれません。
足回り固め、突き上げ間はややある。曲がるときの姿勢が安定、ふらふら・フワフワした感じはない、同乗者が酔いにくい・2列目においても車酔いしていた子供が酔わないと言っています。
ロールが少ない、低床?、高速道路を100km位で走ると安定感抜群
エンジン音がかなり静か。
セレナを試乗した時は出だしがかなり重かった感じでしたが、こちらはアクセルを軽く踏んだだけでよく走ります。
運転が楽しい(走る曲がる止まるはいい、パドルシフトがMTっぽい運転でエンブレ使うとき便利、足回りがしっかりしてキビキビ走る)
このように口コミからは、走りの性能を高く評価しているユーザーが多いです。重心の低さと足回りの安定感、エンジンの良さが、ミニバンらしからぬキビキビとした走りを実現させていることが分かります。
3.乗り降りラクラク
乗り降りに関しては、ステップワゴンならではの低床設計が非常に助けになっています。
開口幅 | 700mm |
開口高 | 1,230mm |
フロア高 | 390mm(FF) |
3-1.低床設計
地面から車内床までのフロア高は390mmと低くなっているので、小さなお子様やご年配の方も楽に乗り降り出来ます。ママがお子様を抱っこしながら乗り降りすることも出来ますし、パワースライドドアとの組み合わせで乗り降りをさらにスムーズにしてくれます。
3-2.選べる2列目6:4分割タンブルシートorキャプテンシート
ステップワゴンスパーダ(RK型)の多くは、2列目シートが8人乗りの6:4分割タンブルシートで、レバー操作で前方へ跳ね上がる仕組みとなっていて、一回の操作で簡単に折りたたむことが可能です。
三列目シートへ乗り降りするときも、広い乗降スペースをパッと簡単に作り出すことが出来るので、子供たちの乗り降りもとってもスムーズに出来ます。
実際に2列目シートの跳ね上げ操作をした動画を撮りましたので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
さらに後期型からは、キャプテンシートモデルも新採用。
シートを動かさずに、3列目シートとの行き来ができるようになりました。
よりホールド性の高いシートは、長距離ドライブでも疲れにくいです。
4.広くて快適!
ステップワゴンスパーダ(RK型)は5ナンバークラスでもトップクラスの車内の広さとなっているだけでなく、大きなガラスも、より一層開放感を増すのに一役買っています。
4-1.広い室内空間
ステップワゴン(RK型)の車内空間は、低床設計の恩恵を受けて、ライバル車のセレナ・ノア/ヴォクシーと比べても車内を広く感じることが出来ます。
小さなお子様(130cm位)が車内を立って歩けるほど開放感あふれる車内空間は、家族のドライブをより一層楽しいものにしてくれます。
実際のユーザーの口コミは、
低床設計はやはり良いです。親類のノアや友人のセレナと比較するとやっぱり乗り降りしやすく、室内高があるため広々感を感じます。
室内空間が広い。ミニバンは初めてなのですが、これほど家族のドライブが楽しくなるとは思いもしませんでした。天井が開放的なためか、妻も子供も喜んでいます。DOPのフリップダウンモニターは子供がぐずらないための最強のアイテムだと思います。
など、低床設計による車内空間のゆとりを体感しているユーザーが多いことが分かります。
4-2.多彩なシートアレンジ
さらに、シートアレンジも多彩です。ステップワゴンスパーダ(RK型)には大きく二種類のシート設定があり、中古車市場に出回っているそのほとんどは「8人乗り、2列目6:4分割タンブルシート」となっっています。
数は少ないですが、「8人乗り、2列目6:4分割チップアップ&スライドシート」の設定もあり、こちらの特徴は2列目中央シートを折りたたむことでウォークスルーも可能となっています。
では、それぞれの特徴を解説していきますね。
8人乗り、2列目6:4分割タンブルシートでは、以下のシートアレンジが可能です。
- 3列目床下格納モード
- ビッグラゲッジモード(2列目前方跳ね上げ、3列目床下格納)
- 1列目・2列目フラットモード
- 2列目・3列目フラットモード
- ロングアイテムモード①(2列目助手席側折り畳み、3列目助手席側折り畳み)
- ロングアイテムモード②(2列目助手席側前方跳ね上げ、3列目床下格納)
8人乗り、2列目6:4分割タンブルシートの特徴は、2列目シートが簡単に前方跳ね上げ可能で、3列目への乗降りがとてもスムーズに行えます。また、最大荷室スペースも広く確保できるといった特徴がありますが、2列目がウォークスルーにならないといったデメリットもあります。
そして8人乗り、2列目6:4分割チップアップ&スライドシートでは、以下のシートアレンジが可能です。
- 2列目センターウォークスルーモード(7人乗り)
- 3列目床下格納モード
- ビッグラゲッジモード(2列目前方スライド、3列目床下格納)
- 1列目・2列目フラットモード
- 2列目・3列目フラットモード
- ロングアイテムモード①(2列目助手席側フラット、3列目助手席側折り畳み)
- ロングアイテムモード②(2列目助手席側前方スライド、3列目床下格納)
8人乗り、2列目6:4分割チップアップ&スライドシートの特徴は、2列目中央シートが折りたためることでウォークスルーが可能となる点ですが、3列目シートへの乗降スペースがやや狭い、最大荷室スペースがやや狭くなる、といったデメリットもあります。
4-3.クラス初!3列目床下格納シート
また、3列目格納シートは、クラス初(2011年8月当時)の試みで、完全に床がフラットになるラゲッジルームを作ることが出来ます。
こんな感じに、簡単にパッと3列目シートを床下格納することが可能です。
実際にどのように操作するのか動画を撮りましたので、ぜひ参考にしてみてください。
パパママとお子様2人の4人家族では、荷物置き場として常に3列目を床下格納している人も多いですね。
4-4.3列目まで大きなガラスで開放感抜群
他にも、「グラッシーキャビン」と呼ばれる、フロントウィンドウから3列目まで大きなガラスで設計されている作りのため実際に乗ってみると、開放感を強く感じることが出来ます。
こども達が車内の窓からいろいろな景色を眺めたり、家族で楽しいドライブが出来ますね!また、低床設計と相まって身長の高いパパでも頭上にゆとりがあるので、渋滞中のストレスなども軽減されること間違いなしです。
5.燃費がいい!
ステップワゴン(RK型)は燃費の良さも魅力です。カタログ燃費では13.2~14.0km/lとなっていますが、大切なのは実燃費ですよね。
実際に乗っているユーザーの実燃費の口コミをチェックしてみると、街乗りで9.0~11.0km/l、高速では13km/lくらいが多いです。
街乗り | 高速道路 | |
カタログ燃費 | 13.2~14.0km/l | |
実燃費 | 9.0~11.0km/l | 13.0km/l |
しかし短距離の走行では、7~8km/l程度まで落ちてしまうユーザーもいました。
また、ECOモードは高速などで巡行中に使用すると14km/l前後まで燃費が伸びる傾向にありますが、街乗りでノロノロと加速すると燃費は悪化しやすいようです。
ECOモードオンよりも、ECOモードオフで素早く加速して巡行した方が燃費は12km/l前後まで伸びるといった意見が多いです。
口コミ例は、
RK1ですが、平日は通勤&外回り営業で平均9KM。休日に高速メインで14KMです。満タン法で計算していますが、メーターの平均燃費はあまりあてになりません。それと確かにエコモードは意味がない気がしますね
関東郊外で11km/l弱です。知り合いは街乗りで7~8km/lだそうです。いろいろ試した感じでは、ソロソロと走るより、思い切って踏んでスピードを乗せて、惰性で走る方が燃費がいい気がします。
街乗りでエコモードは滅多に使わないですが、高速で90~100km/hで巡行しているときに入れるとかなり伸びます。
都内街乗りはリッター8は切らない程度。深夜のバイパスは14。高速オンリーなら14~16。峠での熱い走りは6を楽々切れます(笑)
通勤のみだとリッター7キロ切ります。休みに使うとリッター12キロぐらいです!
いかがでしょうか?ミニバンの燃費としては十分すぎる好燃費ですね。
また、変更が加えられた2.0L i-VTECエンジンは、エンジン音が静かなので、快適な車内で家族の会話もより弾みますね!
そして、ステップワゴン(RK型)はタイミングチェーン式なので、走行距離が10万キロを超えた中古車でも購入後に交換が必要になることもありません。快適でお財布にも優しいエンジンです。
6.ステップワゴンはママに嬉しい装備がいっぱい!
ミニバンとしての歴史が長いステップワゴンなだけあってRK型では、「ママにとってうれしい装備」にも力を入れています。
ママに嬉しい装備一覧
- UVカット機能付きフロントガラス
- 室内確認用ミラー付きサングラスボックス
- 電動パワステが軽い
- サイドビューサポートミラー(マルチビューカメラ装着時は無し)
- 小回りが利く
- スマートキー
*グレード別設定
6-1.UVカット機能付きフロントガラス
その名の通り、紫外線を100%カットしてくれるフロントガラスです。日焼けは肌の老化の元なので、ママには嬉しい装備ですね。
6-2.室内確認用ミラー付きサングラスボックス
運転席から広角ミラーで室内後方を見渡すことが出来ます。
「子どもは大丈夫かな?」といった心配は運転中も尽きません。そんな心配を少しでもサポートするために生まれた装備です。
上部にはサングラスや眼鏡などを収納出来るスペースがあるので、運転用のものはここに入れておくと良いですね。
*グレード別設定
6-3.ハンドルが軽い
ママにとって、駐車時などの低速走行時のハンドルの重さは厄介です。
疲れるだけではなく、他車との接触の要因にもなってしまうため、ハンドルは出来るだけ軽い方が楽ちんですよね。
ステップワゴン(RK型)のパワーステアリングは、軽さが欲しいところでは適度に軽く、少し安定感が欲しい高速走行時には軽くても安定感のあるハンドリングを再現しています。
6-4.サイドビューサポートミラー
ここ数年のミニバンでは、日産セレナの「アラウンドビューモニター」をはじめとする、死角をサポートする装備が人気です。
ステップワゴンスパーダ(RK型)にも「マルチビューカメラ」という死角をサポートする装備はありますが、マルチビューカメラ非装着の場合は、左前方の死角が確認出来る、「サイドビューサポートミラー」が装備されています。
死角になる左フロントタイヤ前方を映してくれるので、車庫入れ時や狭い道のすれ違いなどの死角を確認したい場面では大きく役立ちます。
6-5.小回りが利く
口コミでもありましたが、小回りが利くため駐車時や狭い住宅街を走る際に、あまり気を使わなくても大丈夫です。最小回転半径は5.3m(16インチモデル)となっています。
これは、道幅が10.6mあればUターンできるということです。大きな道路でUターンするのに一度バックする車をよく見かけますが、ステップワゴン(RK型)なら問題なくUターン出来ます。
ちなみにライバル車の最小回転半径は、C26セレナは5.5m、70系ノア・ヴォクシーも5.5mです。
6-6.スマートキー
スマートキーとは、ドアノブに触れるだけで鍵が開いて、閉めるときはドアノブのボタンを押せば鍵が閉まります。
カギを取り出さずにエンジン始動も可能です。スマートキーなら、買い物袋を持ちながらでもドアの開け閉めが出来るので、子育てママの強い味方になってくれますね。
*グレード別設定
7.たっぷり収納スペース
ステップワゴンスパーダ(RK5型)には豊富な収納スペースが備わっています。
ゴルフバッグやベビーカー、長尺物から、ティッシュBOXやCD、ペットボトルなどの小物類までパッとスッキリ収納できるスペースが沢山あるので、家族で遠出のときも、とっても便利です。
7-1.3列目床下格納シートで荷室広々!
同時期に発売された5ナンバークラス(2000cc)ミニバンでは初となる、3列目シートが床下に簡単に格納出来るギミックを採用しました。
通常3列目シートは左右跳ね上げ式なので、どうしても荷室空間を圧迫したり、後方視界が見えづらくなるといったデメリットがありましたが、ステップワゴン(RK型)の3列目床下格納シートは、スッキリと床下に収まり、ライバル車と比べて、フラットで広大な荷室スペースを確保しています。
7-2.大容量のラゲッジアンダースペース
ステップワゴン(RK型)の一押しポイントであるラゲッジアンダースペースは、少々大きな荷物でも問題なく積載することが出来ます。
今回は小型ベビーカーを実際に積んでみました。
何の問題もなくスッキリ収納することが出来ました。他にも、ゴルフクラブや折り畳み椅子などのピクニック用品も収納可能です。
さらに、3列目シート下のスペースも脚がないため、長尺物を積むことも出来てとっても便利です。
7-3.収納ポケット多数
ステップワゴン(RK型)は、床下格納スペースが大きな売りですが、収納ポケットも豊富です。
- 室内確認用ミラー付サングラスボックス
- 助手席アッパーボックス
- インパネ・ワイドトレイ
- 助手席用ドリンクホルダー
- グローブボックス
- センターコンソールドリンクホルダー
- センターロアポケット
- ドライバーズトレイ
- コインポケット
- フロントドアポケット3個+ドリンクホルダー
- 助手席シートポケット
- スライドドアポケット2個+ドリンクホルダー
- 3列目シートドリンクホルダー
ティッシュBOXやDVDや小銭など、ちょっとした小物類までスッキリと収納することが出来ます。ドリンクホルダーもほぼ全席に付いていて、家族みんなで乗車中もまさに、「欲しいところに手が届く」といった感じです。
8.家族を守る安全装備も充実
ステップワゴンスパーダ(RK型)は安全装備も非常に優れています。
8-1.VSA
VSAとは、急ブレーキを踏んでフロントタイヤがロックして滑った際に発動するABS(アンチロックブレーキシステム)と、アクセルを踏んで加速して滑った際に発動するTCS(トラクションコントロール)を、全て制御する横滑り防止装置です。
雨の日や雪道などの滑りやすい路面状況でも、電子制御が効いて車の挙動を抑制してくれます。
*タイプ別設定
8-2.ヒルスタートアシスト機能
「ヒルスタートアシスト機能」とは、坂道発進でブレーキからアクセルに踏みかえる際に車両が後退するのを防ぐ機能です。
ブレーキからアクセルに素早く踏みかえるのは運転が苦手な人ほど難しく、後続車も前の車が後退してきたらびっくりします。後退しながらの加速はミッションにもダメージが及ぶので機関面にも良くありません。
「ヒルスタートアシスト機能」によって坂道発進の後退を避けることは、安全上でも機関面でも良いこと尽くしです。
*タイプ別設定
8-3.挟み込み防止パワースライドドア
パワースライドドアは電動でスライドドアの開閉が出来る装備で非常に便利なのですが、「小さな子供が挟まってしまったら」と考えると怖くてパワースライドドアをオフにする人もいます。
しかし、ステップワゴン(RK型)のパワースライドドアは挟み込み防止機能が付いているため少しでも抵抗を検知すると閉めようとしていたドアが開き始めます。
実際に、どのように動作するのか動画を撮ったのでぜひ参考にしてみてください。
これならいざという時も安心ですね。
8-4.アクティブコーナリングライト
進行方向の内側を照らすライトです。真っ暗な夜道で右左折した際に何も見えなくて怖い思いをした人は多いはず。運転が苦手な人なら尚更不安に感じてしまいます。
「アクティブコーナリングライト」があれば、進行方向の内側を明るく照らしてくれるので安心して運転することが出来ます。
*タイプ別設定
8-5.ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」とは、運転手が設定した速度で定速走行するうえに、前走車との車間を自動で調整します。
例えば90㎞/hで設定して、少し流れが悪くなって80km/hまで減速した際に自動で減速して、再び前走車が加速したら90km/hまでは自動で加速してくれます。
要するに、設定した速度内で前走車を追従走行するということです。家族で遠出したときに高速道路の運転でパパの疲れを助けてくれること間違いないですね。
*タイプ別設定
9.前期型と後期型の違い
ステップワゴンスパーダ(RK型)の前期型と後期型の違いを解説します。
9-1.フロントグリル
平面型だったフロントメッキグリルが、立体型になりました。
9-2.ヘッドライト
後期型ではプロジェクタータイプに変更されました。
9-3.フロントエアロバンパー
フロントエアロバンパーを意匠変更、クロームメッキ部分が拡大されました。
9-4.テールレンズ
テールレンズのデザインが変更されました。リアガーニッシュのメッキ部も後期型からワイドに変更されています。
その他、以下の点も変更されています。
- 純正17インチアルミホイールのデザインを変更
- センターパネルをグレーからシルバーに変更
- ステアリングホイールにシルバー加飾が追加
- シート表皮が変更されました。ファブリック/合皮コンビシートのハーフレザーシート仕様も追加
10.維持費(ガソリン代、自動車税、車検、保険)
ステップワゴンスパーダ(RK型)を実際に所有したら、どれくらい維持費がかかるのか?気になるところですよね。
それでは、実際にかかる維持費を詳しく解説していきます。
*街乗りメインで時々遠出する4人家族が1年間で1万㎞走ると仮定します。
10-1.ガソリン代
街乗りメインで、時々遠出ということで、平均燃費は11km/l。年間ガソリン消費量は、約909ℓ。ガソリン代が1リッター140円と仮定すると、年間127,260円になります。
10-2.自動車税
自動車税は2.0L区分なので、年間39,500円。
10-3.車検
2年に1度の車検時にかかる費用は、自動車重量税、自賠責保険代、整備費用、印紙・テスター代、検査代行料などがかかってきます。
ここでは、故障個所が無かった場合を仮定して計算します。
- 自動車重量税:32,800円(2年)
- 自賠責保険:25,830円(2年)
- 整備費用:3万円
- 印紙・テスター代:約5,400円
- 検査代行料:約1万円
車検代の合計は、104,030円となります。
※エコカー減税非対象車として算出/整備費用・検査代行料は工場によって多少前後します。
10-4.1年間の維持費
これらをまとめると、ステップワゴン(RK型)の1年間の維持費にかかる経費は以下となります。
- ガソリン代(年間)127,260円
- 自動車税(年間)39,500円
- 車検代(年間)52,015円
*車検は1年間分で計算
合計すると、218,775円となります。
1年間で最低でも21万8,775円の維持費が必要になります。
そこからさらに、自動車保険代、高速道路料金、駐車場代、消耗品の交換などが必要になります。
「年間で21万円も維持費がかかるのかぁ、それなら維持費の安い軽自動車の方がいいかな・・」と思う方もいるのではないでしょうか?
そこで次に、軽自動車とステップワゴンスパーダ(RK型)で維持費がどれくらい差があるのか、比較してみたいと思います。
10-5.ステップワゴンと軽自動車の維持費比較
ステップワゴン | 軽自動車 | |
自動車税 | 39,500円 | 10,800円 |
車検代 | 52,015円 | 38,535円 |
自動車保険 | 約70,000円 | 約60,000円 |
高速道路料金 | 約70,000円 | 約56,000円 |
駐車場代 | 約120,000円 | 約120,000円 |
ガソリン代(20000㎞計算) | 約127,260円 | 約82,352円 |
計 | 478,775円 | 367,687円 |
*車検代は1年間分で計算 *自動車保険は年齢条件により変動します *軽自動車の燃費は17.0/lで計算
軽自動車とミニバンの維持費としては、車検取得時の費用が大きく違ってきます。それ以外は高速道路料金が20%オフになることと燃費が若干良くなることがあげられます。
年間1万㎞走行すると、差額は年間で約11万円、毎月だと9千円の差です。
たしかに維持費だけの比較だと、軽自動車の方が年間で約11万円安く済みますが、家族みんなで使うという前提で考えると、とてもオススメ出来ません。なぜなら、
- 家族みんなが快適に過ごせる広い車内空間
- 万が一の事故のときの安全性
軽自動車はこの2つを満たしていないからです。
この差額で得られるものと失うものを比較して選びましょう。
11.ステップワゴンスパーダ(RK型)の中古車相場
2024年10月現在、100万円を切る価格帯も増えつつあるステップワゴンスパーダ(RK型)ですが、走行距離別に後期型の中古車相場を紹介します。
走行距離 | 総額 |
~5万km | 160~180万円 |
5~7万km | 140~160万円 |
7~10万km | 120~140万円 |
10~15万km | 80~120万円 |
15万km~ | 50~80万円 |
グレードの良し悪しによって前後はしますが、おおむねこのような相場観です。
7万㎞を超えてくると激安な中古車も結構出回っていて、異常に安い価格のステップワゴンスパーダ(RK型)も目立ちますが、そういった激安中古車は非常に危険です。
例えば、大きな事故車を適当に修理して激安で売るのは、悪質な販売店の常套手段になっています。
実際にオークション会場に行くと分かりますが、フロントバンパーがなくなっていて損傷の激しい車でも、どんどん落札されていきます。
あるいは、走行メーター改ざんされたものや、下回りがサビ腐食でボロボロのもの、外装のキズ凹みが多かったり、車内が物凄く汚く臭いもするような粗悪車を仕入れ、整備無し・保証無しで安く売る悪質な業者も多数いるので要注意です。
実際にオークション会場に行くと、電話で大声で怒鳴っていたり、食べ残しなどを平気でポイ捨てして帰ったり、たばこを吸ったままトイレに入ってきたりと、常識が欠如した人間も一定数存在する悲しい業界です。
もちろんしっかり見極めて質の良い中古車を仕入れようと努力する真面目な人もいますが少数です・・
そんな業界だからこそ、「いいお店か悪いお店か」販売店の良し悪しの見極めは、車自体を見極める以上に大切な要素になってきます。
12.ステップワゴンスパーダ(RK型)を中古で買うときの注意点
ステップワゴンの故障リスクの低さは先代から受け継がれていますが、どうしても弱い部分は出てきます。そこで、中古で購入する際に注意して見ておくべきポイントを紹介します。
12-1.CVTのノッキング/ジャダー
CVTというのは、オートマミッションのことで、ノッキングやジャダーのトラブルがあり、症状としては、走行中にガクガクするような症状で、車に詳しくない人だと、エンジン不調や路面が悪いものだと勘違いしてしまいます。
ノッキングというのは、エンジンから「カラカラ」「チチチ」など異音が出たり、「ガタガタガタ」と小さな振動が起きる症状となります。
ジャダーというのは、アクセルを踏み込んで加速するときに、「ゴゴゴ」や「ガガガ」と加速が引っかかる感じとともに、小さな振動が起きる症状です。
これらの症状の対処法はコンピューターの書き換えですが、それでも治ったり治らなかったりと、原因不明に近い厄介な症状で、もし、CVT交換となると30万円と高額な修理費がかかります。
ですので、中古車で購入する際は、試乗してから購入することをオススメします。
試乗した際は、30~50km/hで定速走行したり、定速走行から再加速してみたり、様々な運転の仕方で試していきましょう。
そして大切なのは、CVTに不具合が発生した場合でも保証してもらえるのか、手厚い保証かどうかをしっかりと見極めることです。
12-2.エンジンオイル異常消費
エンジンオイルの異常消費も車によってはあります。エンジンオイルが減ってくるとエンジンからカラカラと異音がしてきたり、オイル警告灯が点いたりします。
通常の使用でも少しずつ減るのですが、この異常消費を起こしてしまうと、あり得ない早さでエンジンオイルが減ってしまい、5,000㎞ごとにオイル交換をしようとすると、既にオイルがかなり減ってしまっていて、オイル警告灯が点くこともあります。
エンジンオイルが無いまま走り続けると、エンジンブロー(エンジンが使えなくなる・修復不能)という最悪の事態に繋がり、エンジン載せ替えとなると、40~50万円の高額な修理代が発生します。
一応、メーカーで新車登録から11年以内であれば無償修理を受けられます。以下がホンダのホームページに掲載されています。
旧型ステップワゴンなど5車種のピストン、ピストンリングの保証期間延長
内容
中低速域から停止直前までブレーキを踏まずに減速するような運転をすると、吸気管および燃焼室内の負圧が高い状態で保持されるため、エンジンオイルが燃焼室まで吸い上げられて燃焼して、発生したデポジット(*)がオイルリング周辺に堆積し、オイル戻し穴が詰まることでオイルリングのシール不良となり、オイル消費量が増えることがあります。
*:デポジット… エンジン燃焼室内での、燃料やエンジンオイルなどの燃焼により生成される酸化物や炭化物
保証期間
当該ピストン、ピストンリングについての保証を11年に延長します。
【 延長前の保証期間 】
新車を登録した日から5年間
ただしその期間内でも走行距離が10万kmまで
【 延長後の保証期間 】
新車を登録した日から11年以内作業内容
Honda販売店での点検結果、該当する場合は、ピストン及びピストンリングを対策品と交換します。
13-3.下回りのサビ腐食
外観がキレイでも下回りがサビ腐食でやられている場合があるので注意が必要です。
雪国や海沿いで使用されていると、下回りがサビ腐食でボロボロになっているケースが多いです。
マフラーに穴が開いたり外れてしまったり、ブレーキが効かなくなったり、サスペンションが折れたり、と、安全に大きくかかわってくるので、下回りにサビ腐食があるステップワゴンスパーダ‘(RK型)は絶対に避けるべきです。
でも、カーセンサーやグーネットを見てもサビ腐食は、あったとしても書いてないので分からないですし、車に詳しくない方が現車を見ても分かりづらいのが現実です。
もちろん営業マンに大丈夫か聞いてみた方がいいですが、本当のことを言ってくれるかどうかは不安が残ります・・
14.激安車には手を出してはいけない
実際にオークション会場では、状態の悪い粗悪車は安く落札されていきます。
例えば以下のような車です。
- エンジンの調子が悪い
- CVT(ミッション)の調子が悪い
- 下回りサビ腐食が酷い
- 大きな事故歴がある
- メーター改ざんされている
- 外装のキズ凹みが多い
- 車内の汚れ臭いがキツイ
これら粗悪車は次に、カーセンサーやグーネットで激安価格で掲載されます。それを見たユーザーが、「おっ!他より安いステップワゴンスパーダ(RK型)を見つけた!」と食いつくのを待っています。
粗悪車を騙されて買ってしまったが最後、次から次へと故障が発生して、数万円~数十万円かかる高額な修理代を自腹で払わなければいけません。もちろん販売店ともめて嫌な思いもするでしょう。
価格の安さに釣られ、激安車に手を出した為に、「安かろう悪かろう」「安物買いの銭失い」となってしまうことになります。
「でも、掘り出しものの車も探せばあるかもしれない!」と思わる方もいるかもしれませんが、残念なことに、掘り出しものの中古車はありません。安いものには必ず訳があります。
なぜかというと、中古車流通の仕組み上、程度が悪い車は安く落札され、程度が良い車は高く落札されるからです。プロ同士が競りを行うオークション会場で、程度が良い車が安く落札されることは無いからです。
そして、大切な家族を乗せる車ですから、金銭的な負担だけではなく、安全面についても考える必要があります。
大きな事故歴があったり、下回りがサビ腐食でブレーキがいつ効かなくなるか分からないような粗悪車に大切な家族を乗せて欲しくはありません。
15.安心して乗れる安全なステップワゴンスパーダ(RK型)を手に入れるためには?
家族みんなで乗る車ですから、安心して乗れて安全である必要があります。そして万が一、故障したときも、保証でカバー出来て金銭的な負担が少ないことも大切ですよね。
いままで色々とお話してきましたが、相場より激安な中古車に手を出すと安物買いの銭失いになりかねませんので、ネットで激安なステップワゴンスパーダ(RK型)を見たら「なにか裏があるかもしれない・・」と思う位で丁度いいと思います。
安心して乗れる安全なステップワゴンスパーダ(RK型)を手に入れるために必要なことは以下3つのポイントがあります。
- 激安車には手を出さず、あくまでも相場の範囲内で程度の良い車を探すこと
- 手厚い保証が最低でも1年間は付いていること。
- クルマの状態が客観的に分かる「鑑定書」が付いていること。
最低でも、この3つのポイントを押さえておけば、大きくハズレを引くことはありません。
でも、相場もよく分からないし、どういう保証内容を選べばいいかよく分からない、鑑定書ってなに?というように、車に詳しくないとよく分からないことだらけですよね?
クルマに詳しくない方は、信頼出来る中古車販売店を見つけることで、騙されるリスクもありませんし、良質な車を提供してもらえます。もちろん手厚い保証を付けてくれますので、安心して任せることが出来ます。
間違いない買い方は、いかに良質な中古車販売店を見つけるか?とも言えます。
お店選びについては、【【保存版】良質な中古車店を見抜く9つのチェックポイント】こちらの記事をぜひ参考にして頂ければ幸いです。
ちなみに当店ラインアップでは、訳ありな激安車は一切仕入れずに、状態の良い車のみを仕入れています。そして、第三者機関であるJAAA(日本自動車鑑定協会)の鑑定書を全車に付けて、車の状態を丸裸にして情報を開示しています。
さらに、納車前に念入りな整備を行い、全国どこでも受けられる手厚い保証を最低でも1年お付けしています。
おかげさまで、購入されたユーザー様からは、「この価格で保証付きだから誰に話してもいいなぁって言われる」とか「中古車とは思えないほどキレイ!」とお褒めの言葉を沢山いただいております。
もし今、ステップワゴンスパーダ(RK型)の中古車をお探しなら、当店の豊富なミニバン中古車在庫情報をご覧になって見て下さい。
最後に
今回はステップワゴンスパーダ(RK型)について詳しく解説させて頂きました。
パパママが一目ぼれするカッコいい外観や、5ナンバーミニバンでありながらトップクラスの車内空間、クラス初となる、3列目床下格納シートなど、見た目が良いだけではなく、実用性も兼ね備えた完成度の高いスタイリッシュなミニバンに仕上がっています。
子どもがパパママと一緒にお出掛けするのは限られた期間ですよね。
その貴重な時間を素敵なものにするためにも、あなたのご家族みんなが大満足するミニバンが見つかり、楽しい思い出を沢山作ってもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。
今回の記事はいかがだったでしょうか?あなたのクルマ選びに少しでもお役に立てばうれしいです。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。