みなさんこんにちは。埼玉県入間郡三芳町にある、ミニバン中古車専門店、ラインアップ代表の菊池です。
独身の人・小さなお子さんが居るご家族・お子さんが中高生と大きくなった世代・さらにお子さんが独立したご夫婦と・・・幅広い世代から愛される歴代のエスティマ。
2006年1月16日から2008年12月24日まで新車販売されたエスティマ50系の前期型ですが、2017年5月現在、中古車市場で、状態の良い車両でも総額80万円以下で買える「買い時価格」となりました。
(中には見た目が綺麗でも機関部分がボロボロの粗悪車もありますので購入の際は注意が必要です。)
「見た目も新しいし、かっこいい、買いたいけど実際の使い勝手はどうなんだろう?」
「新車販売している当時、とてつもなく広い後席空間のリクライニングチェアみたいなのをテレビCMで観たけど、あれに実際座った人の感想を聞きたい!」
「運転した感じは?」
色々と知りたい疑問があると思います。
そこで今回はエスティマ50系前期型オーナーの実際の声を
- 「ライフスタイル系の口コミ」
- 「運転した感じについての口コミ」
- エスティマ50系の特徴とも言える「格納できる3列目シートについての口コミ」
- 「リムジンのようなスーパーリラックスモードができる2列目シートについての口コミ」
と分けてご紹介したいと思います。
ライフスタイル系の口コミ
アエラス“Sパッケージ”_4WD(CVT_2.4_7人乗)(2006年式)
ナビなど不満もありますが、家族が車で何処か行きたいと積極的に出かける様になったのと、燃費も前に乗っていた車より良いし、フリップダウンモニターで映画を見ながらとか、ドライブが楽しくなった気がします。
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/estima/review/detail.aspx?cid=137639
G(CVT_2.4_7人乗)(2006年式)
キャリヤーなしで、スノボードは載るし私のライフスタイルには、これしかないと思えた1台。
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/estima/review/detail.aspx?cid=159725
G_4WD(CVT_2.4_7人乗)(2006年式)
大人4人に子供3人(小学生2人に幼稚園1人)では丁度良いサイズでした。
総じて所有する喜びを持てた良い車で我が家の家族構成にマッチしたこともあり、荷物もたくさん詰めたので大満足でした。
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/estima/review/detail.aspx?cid=140219
家族みんなで出掛けるきっかけにもなったというエスティマ50系。
クルマとはただ移動するための機械ではなく、家族の思い出の支え役にもなってくれる存在と言っても過言ではないでしょう。
小さなお子さんが居る家族や、また独身のユーザーなどから、スノーボードを積んだり、たくさんの荷物を積んで旅行やキャンプに行ったりなど、そういったアクティブなシーンで活躍するクルマであるという投稿が多くありました。
また、ただ広いだけのミニバンとは違い、気品高くエレガントなイメージがあるエスティマ50系。
5ナンバーミニバンを所有している感覚とは少し違い、「高級品」に触れているような満足感についての投稿も多くありました。
やはり、実際に現車を見たり、室内の広さやシートアレンジを体験してみたいですよね。
運転した感じについての口コミ
アエラス“Gパッケージ”(6AT_3.5_7人乗)(2006年式)
前車MPVとの比較ですが乗り心地は、柔らかめで静粛性は、変わらず振動は、多少あると思います
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/estima/review/detail.aspx?cid=150939
X_4WD(CVT_2.4_8人乗)(2006年式)
他のミニバンと比べても全高が低いことの恩恵は大きいです。コーナーの安定感、横風への耐性どれもが
頭一つ抜けていました。エンジンは2.4なので非力なところもありますが、おおむね満足でした。
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/estima/review/detail.aspx?cid=137597
G_4WD(CVT_2.4_7人乗)(2006年式)
運転が楽なので、疲れがないので全体的に良くできた車だと思います。
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/estima/review/detail.aspx?cid=143844
アエラス(CVT_2.4_8人乗)(2006年式)
見切りのいい車幅。
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/estima/review/detail.aspx?cid=146594
「運転しやすくて疲れにくい」というご意見がとても多くありました。
ボディが流線型である事は空気抵抗を受けにくい事だけではなく、重心が低くなる事にも繋がり、運転する感覚はミニバンでありながらセダン車に近いエスティマ50系。
参考記事▶【エスティマ50系ってどんな車?】別格のゆとりと高い走行性能を色々な角度から徹底検証。
走行中フラつきが少ない事は運転しやすい事だけでなく、同乗者がクルマ酔いしにくくなるというメリットもあります。
また、2400ccモデルユーザーの意見をまとめると「パワーは2~4人乗車なら十分。ただし7人8人と大人数で乗ると少し足りない。」という感じでした。
逆に3500ccモデルは「パワーが圧倒的で凄まじい。」と多くのユーザーが感じているようで、アクセル操作が雑な人だと「発進時常にホイールスピン(タイヤがその場で空転する現象)してしまう」という投稿までありました。
特に3500ccモデルは高速走行時も低い回転数で巡航ができるため振動も少なく、室内に響く音も静かなため、精神的な疲れも少なくなると言えます。
関連記事▶エスティマ50系の燃費は?実燃費の事例から読み取る。
3列目シートと床下格納に関しての口コミ
アエラス“Gパッケージ”_4WD(AT_3.5_7人乗)(2006年式)
ミニバンなので、広さは十分満足してます。だだ、普段は、4名程度しか、乗らないので良いのですが、3名乗車の、サードシートきついです。
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/estima/review/detail.aspx?cid=140944
エスティマ30系から50系にフルモデルチェンジして、大きく変わった箇所のひとつとして「3列目シート」のコンセプトが挙げられます。
エスティマ50系の3列目シートはオデッセイやアイシスに装備される簡易シートのような薄く丸みがない形状となり、座り心地は若干悪くなりましたが、代わり床下にコンパクトに格納できる設計となりました。
その結果、50系はスライド機構は無い為、3列目シートの足元がやや狭くなりました。
上記の写真は2列目シートを1列目シートから50㎝下げた位置に固定し撮影しました。
50系の3列目シートはスライドできないため常時写真の位置になります。
「家族は4人なので初めから3列目は使わない。代わりに荷室が広がった事は私達家族にはマッチしている」という感じの、大容量となった荷室に高い評価をするユーザークチコミが多くありました
エスティマ50系では、3列目シートを床下収納することで、奥行き寸法168cmの大容量の荷室スペースとなります。
2列目キャプテンシートに関しての口コミ
G(CVT_2.4_7人乗)(2006年式)
リラックスキャプテンシートは本当にリラックスできます。
また、アルヴェルやノア等と違い三列目が跳ね上げ式じゃないところもリラックスキャプテンシートをフルに活用できるポイントと購入の決め手でした!
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/estima/review/detail.aspx?cid=148297
X_4WD(CVT_2.4_8人乗)(2006年式)
現在は、3列目使用せずの4人乗り使用。広さは抜群!運転席と、後部座席の間隔が広すぎて、会話が聞こえ辛い…。
内装の、3列目シートが床下に収納でき、フラットになるのがさ、最大の購入理由でした。
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/estima/review/detail.aspx?cid=145062
7人乗りキャプテンシート車では、3列目シートを床下に格納し、その3列目があった辺りまで2列目シートを下げ、なおかつ背もたれをリクライニングし、「オットマン」と呼ばれる足乗せ台が展開されます。
その足乗せ台はフットレストのような足裏を乗せてクルマの揺れに対して踏ん張るための機構ではなく、ふくらはぎの辺りを乗せる事で、丁度、リビングルームのリラックスチェアのようなモードとなります。
関連記事▶ミニバンの「オットマン」って何?フットレストとは違うの?
それはまるで高級外車のやたらと長いリムジンの室内ような広々としたリラックス空間と言っても過言ではないでしょう。
座った人は「家に居るよりもくつろげる」そう感じるかもしれません。
エスティマのメーカーであるトヨタはこれを「スーパーリラックスモード」と名称しました。
但し、これのデメリットはこのモードでは最大4名乗車となってしまいますので4人家族限定となります。
そんな家族は、そんなスーパーリラックスな空間で、天井に取り付けられたフリップダウンモニターで映画を鑑賞しながら、ドライブを楽しめるのです。
まるでリムジンのようなその足元の広さは最大でおよそ92cmにもなる。
またこのモードは7人乗りキャプテンシート車のみとなります。
8人乗りベンチシート車は3列目の格納は同様ですが、2列目シートの足元広さは最大で50cm程になります。
内装が安っぽいという口コミもあり
アエラス“Gパッケージ”_7人乗り_FF(AT_3.5)(2006年式)
内外装各所にプラスチックが使われているので、内装が安っぽい感じがする。
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/estima/review/detail.aspx?cid=143027
この他にもいくつか似たような投稿がありました。
実際にエスティマ50系はどのグレードも木目模様やメッキ塗装を多用するような内装ではなくシンプルで明るめの配色という印象。
同世代のオデッセイやエリシオンなどホンダ系のミニバンは、かつて初代ステップワゴンが安っぽいだのプラスチック感がどうのだの散々な言われようだった為か、暗めの色彩配色や同じプラスチックでもエンボス加工(凹凸)がしてあったりと「高級感」という印象があります。
筆者個人的には、エスティマ50系のスイッチ類のレイアウトはシンプルでわかりやすく操作しやすいという印象です。
それに対し、ホンダ系ミニバンは高級感にこだわりすぎた為か、その斬新過ぎたスイッチ類レイアウトは初めて乗る者を確実に「エアコンスイッチどれ!?」などと戸惑わせるような感じがします。(慣れれば問題ありません)
上記の投稿では「内外装各所にプラスチックが使われているので」
とありますが、現在、内装にプラスチックを使わないクルマは存在しません。
表面の加工と配色がそれを感じさせるのでしょう。
実用性と高級感が両立しているのがベストかもしれませんが「クルマに高級感など無用!」とお考えの人も居ると思います。
ご自身の使い勝手やライフスタイルにあったものを選ばれるのがベストでしょう。
番外・筆者がとても気になったクチコミ
アエラス“スペシャル G-エディション”_7人乗り_4WD(AT_3.5)(2007年式)
高速安定性がある。走行安定性能良い 雪道高速道路でスリップしない
トルク、静粛性、走行安定性あり雪道を安心して高速120キロ/hでも 走ることができる。
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/estima/review/detail.aspx?cid=154334
フロント駆動ベースの4WDで尚且つ前輪の滑り度合いに応じて後輪にトルクが掛かるシステムのエスティマ50系は雑にアクセルを踏んでも滑りにくいという意味で書き込んだのではないかと思います。
雪道でのスピードの出しすぎは命の危険が伴う事も御座います。くれぐれもご注意下さい。
番外・とても気になったクチコミもうひとつ!
アエラス プレミアム_7人乗り(CVT_2.4) (2016年)
何よりも、家族が喜んでいて特に子供たちが、少しでも乗りたいと言ってくれることに、買って良かったと思えます。
これから遠出の楽しさも2倍にも3倍にもなるでしょう。
http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/estima/review/detail.aspx?cid=156369
こちらは2016年式ですので、今回のテーマであるエスティマ50系前期型では無いのですが、コメントがとても参考になるのでなないかと思い特別に引用させて頂きました。
(2016年式は2016年6月にマイナーチェンジがあったので、後期型かもしくは中期型となり、両者とも前期型と比べ外装のヘッドライトやバンパーのデザイン、内装の装飾や一部の機能は異なりますが、基本構造は同じになります。)
こちらのユーザー様のコメントは、まるでパパ・ママ・お子さん家族みんなで公園の広い芝生の上を走り回って遊んでいる風景が思い浮かぶようです。
ミニバンには「家族みんなでお出かけしよう」という基本的なコンセプトがあります。
あなたのライフスタイルに合ったクルマが見つかると良いですね。
エスティマ50系のクチコミまとめ
- 運転がしやすく疲れにくい
- 2400ccモデルでも4人乗りくらいまでならパワーは十分。
- エスティマでのドライブは子ども達が大喜び。クルマで出かけたいと催促するほど。
- 4人以下の家族なら「スーパーリラックスモード」と「3列目シート床下格納による大容量荷室」を使い分ける事で用途を大満足に満たす。
- 3列目シートに座る場合は、先代30系よりも座り心地は劣る。
今回の記事が、あなたの車選びに役立てばばうれしいです。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。