みなさん、こんにちは。埼玉県の格安中古車販売ラインアップ代表の菊池です。
中古車の購入を検討する時には、様々な不安がつきものですよね。
整備や保証はどうなのか?
また、価格などはどうなのか?
安い!と思ってもすぐに故障して修理になってしまうと損してしまう。
そのようなことを考えると、自社工場が付いているお店の方が安心できるのではないか?と思ってしまいますよね。
確かに、自社工場を持っているところであれば、整備などもしっかりやってくれそうだし大丈夫かな?と思うこともあると思います。
しかし、実は、指定工場の自社工場だったとしても安心できない場面もあるのです。
文字を読むのが苦手という方のために、ラインアップ前代表が動画でも詳しく解説していますので、ぜひご視聴ください。
なぜ、そのようなことを言えるのか?というと、前代表がディーラーで働いていた時に実際にあった事実があります。
それをこれからお伝えしたいと思います。
以下、前代表執筆です。もちろん現代表の私、菊池も100%同意見です。↓
某ディーラーに勤務時代に本当にあった話です。
当時営業マンだった私はマーク2を納車したら、その数時間後にお客さんが物凄く怒ってお店に戻ってきたんですね。
「高速走ってたらヘッドライトが外れて落ちたんだけど!!ちゃんと整備やったのか!?」 で、車を見たら確かにヘッドライトの横のコーナーレンズが外れて落ちて配線だけでかろうじてつながっている状態だったんです。
もう平謝りしかありません。何度も何度もお客さんに頭を下げ、すぐ修理して対応しました。
ただ、自分の中で腑に落ちない点があって、この車は車検2年とってからの納車だったので、ヘッドライト周りは確実にチェックしているはずだ。
キチンと整備していたのであれば、納車してすぐレンズが外れることなどなかなか起きないはずだ。 こう思った私は、整備担当したメカニックに詰め寄りました。
私:「この車、本当にちゃんと整備したんだよな!?」
すると、メカニックから驚きの答えが返ってきました。
メカニック:「いえ、何も整備はしていません。」
私:「えっ!!!どういうこと??」
メカニック:「実は、整備が忙しかったので、保安適合だけ切って車検通しました。」
私:「あっ、そうゆうこと… おまえ最低だな…」
結局、整備は一切せず、車検点検をしたという形だけとり、書類上は全て整備済みということにし、車検をとっていただけなんですね。
なぜこんなことが出来るかというと、指定工場の自社工場だったからなんですね。
指定工場はその工場内で車検がとれてしまうんです。
だから、悪用すると整備等一切せず、車検がとれてしまう。
さらに、こんなこともありました。 販売したその車は結構オイル漏れを起こしていたのですが、当時勤務していた工場長、店長から「直すと結構整備費用がかかるから、直さないで納車してしまえ。」という指示。
これも自社工場だから起こり得る弊害なんです。
販売店自体に工場がある場合、お金がかかる整備には内々で目をつぶる傾向が強くあります。
自社工場を否定するものではありませんが、こうゆう事が起こり得る可能性があるのも事実です。
では、一方、工場が別会社のケースはどうか? この場合、工場側としては、商売でやっておりますので、少しでも売上をあげるという使命から、悪い箇所を一生懸命探そうとします。悪い箇所を探して整備すれば売上が上がりますからね。
さらに、腕が良くないと単独経営している工場にはお客さんは離れていきますので、メカニックの腕の良し悪しも大切です。
まとめますと、最も大切なのは経験のある、腕の良いメカニックに整備をしてもらうこと。
そして、やらなければマズイ箇所があるにもかかわらず、内々で目をつぶらざるおえない圧力がかからない環境であること。 この2つが大切と言えます。
当店では、私のそのような経験を踏まえ、お客様の安心、安全を守るために、腕のいいメカニックの整備工場にお願いしています。
お客様に価格以上の安心、安全を届ける為にできることは全て行っています。
いかがだったでしょうか?今回の記事があなたの車選びに役立てばうれしいです。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。