みなさんこんにちは!埼玉県にある「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。
初めて自動車を購入するとなった場合、新車にすべきか中古車にすべきか悩みますよね。
新車には新車の魅力があり、一方で中古車を購入するメリットもあります。
それぞれのメリットとデメリットを考えて、新車か中古車にするのかを決める必要があります。
では、初めての自動車を選ぶ際には、新車と中古車どちらが良いのでしょうか?
この記事では、初めての自動車を選ぶ際のポイントや、メリット・デメリットを徹底解説します。
初めての車に新車を選ぶメリットとは
初めての自動車で、新車を選ぶ際のメリットとしては以下のような点が挙げられます。
各メリットの詳細は、以下のとおりです。
内外装ともに綺麗
新車の場合、内外装ともに綺麗な状態という点が魅力的です。
ほぼ誰も乗車していない状態で納車されるので、当然綺麗な状態となります。
自動車の場合、長年乗車しているとシートが汚れたり塗装がくすんだりすることが多いですが、新車の場合は状態を気にせず綺麗な自動車の状態で納車される点が魅力的です。
カラーやオプション装備など自由に選べる
中古車の場合、同じコンディションの自動車は二つとありません。
また、欲しい車種の中古車があったとしても、希望するカラーやオプション装備が備わった自動車が市場に流通しているとは限りません。
その点で、新車の場合は好きなカラーリングやオプション装備を自由に選べるメリットがあります。
カラーリングによっては納車までに時間がかかる場合もありますが、欲しいものが確実に手に入る点は魅力的です。
また、先進安全性能などは年々進化しているので、「少しでも最先端の機能が欲しい」という方も、新車の方が良いでしょう。
故障のリスクが低いので修理やメンテナンス費用を抑えられる
新車の場合、故障のリスクが低い点もメリットとなります。
各パーツが新品の状態となっており、初期不良がない限りは故障するリスクは限りなく低いです。
故障リスクが低いことで、最初の数年間は修理やメンテナンス費用を見込む必要はほとんどありません。
新車を選ぶデメリット
新車はメリットが多い反面、デメリットも存在します。
新車を選択した場合のデメリットは、以下のとおりです。
各デメリットについて、詳しく見ていきましょう。
納期が長い
新車の場合、購入契約を結んでも基本的にすぐに納車されるわけではありません。
2020年から続いている新型コロナウイルスの影響、そして2022年にはロシアとウクライナの戦争が始まったこと、ここ数年続いている円安の影響で、世界情勢が大きく変動しています。
この影響により、メーカーが利益を出しやすい輸出を優先したり、半導体など部品の供給が滞っているため新車の納期が遅れがちとなっているのです。
一般的な新車の場合は6ヶ月から1年以上、人気車種ともなれば2年以上の納期となっています。
また、車種によっては新規受注停止などの措置が取られている状況であり、新車が発表されているにもかかわらず注文できないこともあります。
そのため、すぐに自動車がほしい方には新車は向いていません。
値段が高い
中古車の場合、希少価値が高い車種を除いて、一般的には新車より安く購入できます。
一方で、新車の場合は値引き交渉があったとしても高い価格で購入しなければなりません。
また、最近では軽自動車の新車価格も上昇している傾向にあり、普通車と遜色ない価格となっています。
少しでも安く自動車を購入したい場合、新車は価格的にネックと言わざるを得ません。
値落ちリスクが高い
自動車の場合、リセールバリューという考え方があります。
リセールバリューとは、一度購入したものを販売する際の、再販価値のことを指します。
中古車を求めるユーザーが多くいて、その車種が市場に並ぶ数が少なければリセールバリューは高くなり、その逆では供給過多としてリセールバリューは下がるのです。
新車の場合、人気車種だったとしても、売れすぎた反動でリセールバリューが下がってしまうことが多いです。
また、不人気車種もリセールバリューは下がりやすいです。
そのため値落ちリスクが高まります。
もし、将来的に中古車として売却したい場合、人気車種でありながらも、値落ちしにくい車種の中から新車を購入する必要があります。
また、走行距離や傷、汚れなどの要因ですぐに価値が下がってしまうのも難点です。
初めての車に中古車を選ぶメリットとは
初めて保有する自動車として、中古車を選ぶことによるメリットは、以下のような点があります。
各メリットについて、詳しく解説します。
低価格で購入できる
中古車のメリットとしては、新車よりも低価格で購入できる点が挙げられます。
最近では、新車の納期が非常に長くなっているため、新車に近い中古車は新車並みの価格に設定される場合があります。
それでも、新車よりも低価格で購入できるため、少しでも安く自動車を入手したい方におすすめです。
また、フルモデルチェンジ、5万キロ超、10万キロ超、5年経過、10年経過など、一定のタイミングで値段がさらに下がるのも中古車の魅力です。
10年落ち10万キロ超の中古車ですと、新車と比較してもかなり安くなっていますし、仮にリセール価格が0円になっても初期費用と維持費を含めたトータルコストは最も安価に抑えられます。
さらに現代の車で10年落ち10万キロの車は、状態の良い車両を購入することができれば、故障リスクもかなり低くなり20万キロを超えてもまだまだ元気に走ってくれます。
比較しやすい
中古車の場合、新型モデルだけでなく旧モデルも入手可能です。
「自分たちにとって必要な機能は、この年代の車で十分だな」「この型の車がどうしても欲しい」など、各々のニーズに合ったクルマ選びが出来ます。
よって、同一車種だけでなく、5年経過車、10年経過車、15年経過車、などなど様々な条件から比較することが出来るため、「車両選択肢が非常に多く、比較しやすい」というメリットがあります。
新車にこだわらない場合、中古車は有力な選択肢となるでしょう。
また、内外装の雰囲気や乗り心地、競合他社の同クラス車両との比較もしやすい点も魅力的です。
納車が早い
新車の場合、半年~2年程度も納車待ちしなければなりません。
その点で、中古車の場合は条件にマッチするものがあれば、契約を締結次第納車される点が魅力的です。
よって、納車遅れが問題化する昨今、「必要な時に購入できる」中古車を選択肢とするケースが増えています。
中古車を選ぶデメリット
中古車を選んだ場合、デメリットも少なからず存在します。
特に、以下のような点がデメリットとなります。
各デメリットの詳細は、以下のとおりです。
故障リスクが高い
中古車の場合、新車と比較してどうしても故障リスクが高くなりがちです。
当然、中古車を販売する側としてはコンディションを明らかにして販売するのが一般的です。
ただし、悪徳業者の場合は故障歴を隠蔽したり、走行距離も偽装している場合もあります。
他にも、一見すると綺麗な状態の中古車であっても、実は乗車せず放置していた自動車であって、メンテナンスがされていない可能性や、外からでは分からない下回りやエンジンルームのサビ腐食が酷い車もあるのです。
よって、新車と比較してどうしても故障リスクが高いのが難点です。
ただし、「状態の良い車が分かる鑑定書付き」や「故障に備える保証付き」の自動車を購入すれば故障リスクを大きく下げることができるので問題にならないと言えます。
状態がさまざま
中古車の場合、新車と違って二つとして同じコンディションのものはありません。
状態の良いものから悪いものまであるため、どのようなコンディションの中古車であるのかをしっかりと見極める必要があります。
いくら年式が新しく走行距離が短くとも状態が悪ければ、故障リスク、修理代ともに高く付くことになります。
「中古車を条件だけで選ぶと失敗する」と言われるのはそのためです。
初めての車は新車か中古か選ぶポイント
新車と中古車のメリットとデメリットを紹介しましたが、実際に初めての自動車として新車か中古車を選ぶのかについて、以下のようなポイントで選ぶと良いでしょう。
各ポイントについて、詳しく解説します。
予算や支払い方法をしっかり確認する
自動車を購入する際には、まずは予算をどの程度見込むかを決める必要があります。
どれだけ魅力的な自動車であっても、予算に収まらなければ意味がありません。
そこで、予算を明確にした上でどちらを選ぶかを決定してください。
また、予算と同時に支払いは現金かローンなのか、月々の支払い目安などを明らかにする必要があります。
無理して購入しても、後の支払いに苦労して結果として手放さなければならなくなるケースもあるので、注意してください。
初めての車購入での予算の決め方は下記の記事を参考にしてください。
どんな用途で使うのか?
自動車を選ぶ際には、用途を明確にして最適な自動車を選ぶ必要があります。
ひとりで乗るのか、それともファミリカーが必要になるのかで、自動車のサイズが異なります。
また、毎日乗るのか週末だけけなのか、どんな道路を走ることが多いのか、そして通勤に使うのかレジャーに使うのかによっても最適な車種は異なるのです。
大人数で乗る機会があるため、軽自動車から乗り換える大きめのサイズの車を探していたのに、燃費や維持費を考慮してコンパクトカーに乗り換えるなんて意味がないですよね。
以上のように、用途に応じて新車か中古車のどちらが最適かが変化するため、用途はしっかりと明確にしてください。
初めての車には中古車がおすすめ
基本的には、初めての自動車を選ぶ際には中古車がおすすめです。
では、なぜ中古車がおすすめなのかといえば、以下のような理由があります。
各理由について、詳しく見ていきましょう。
トータルコストが安い
中古車の最大のメリットは、トータルコストが安い点が挙げられます。
トータルコストとは、(購入価格+維持費-売却価格)という、購入から売却までの総出費費用のことです。
維持費を気にする方は多いのですが、実は値下がり幅を含めた費用で比較していくと、年式の新しい車種ほど値下がり幅が大きく、結果的にトータルコストが高い維持になってしまいます。
100万円前後くらいの中古車が、結果的にはコスパの良い買い物になるでしょう。
他にも、まだ自動車の運転に慣れてないために事故を発生させる確率が高く、初めての車はどのようなポイントで選べばよいか理解していないので、無難な車を選びやすく飽きやすいためです。
よって、いきなり高い新車を購入するよりも、気軽に購入できて、汚れや小傷などあまり気負いすぎないで利用できる中古車の方が初めての車を選ぶ際にはおすすめです。
乗り換えしやすい
ライフスタイルが変化する可能性がある場合、車を購入しても、手放したり違う車に乗り換える必要があります。
新車の場合、リセールバリューが低いと売却しても安い金額しか得られない場合があります。
値下がり幅を考慮したトータルコストも、新車や高年式の中古車の方がトータルコストが高いので、100万円程度の中古車を乗り潰す方がトータルコストを抑えられます。
そこで、初めから中古車を選んでおけば、気軽に乗り換えられる点も魅力的です。
よくある質問
ここでは、初めての自動車選びにおけるよくある質問を紹介します。
しっかりと疑問を晴らしてから、どちらが最適かを判断しましょう。
- 中古車買うなら何年落ちがおすすめ?
-
一般的には、7年から13年落ちぐらいで、安い価格帯で買えるものがおすすめです。あまりに新しすぎると価格が高くなり、古すぎると自動車のコンディションが気になるため、7年から13年落ちぐらいが最適と言えます。
- 新車の残価設定はどう?
-
新車の残価設定では、一般的には3年から5年程度で買取りされるのが一般的です。一見するとお得感があり、新しい自動車にも乗り換えやすいメリットがあるものの、走行距離や内外装の傷や汚れによる買い取り金額の減額などの制限があり、自由に乗り回せなかったり、事故が発生した場合に費用が余計にかかるなどのデメリットがあります。よって、「使い勝手が悪く、結果的にも高くなる」新車の残価設定はおすすめできません。詳細は、次の記事で詳しく解説しています。
- 中古車はどこで買うのが安心?
-
優良な中古車販売店を選ぶ際には、口コミが多く良い評判が多い業者を選びましょう。また、試乗ができて保証付きの販売店であれば、中古車のコンディションをチェックしつつ、もし故障した場合でも保証してもらえるのでおすすめです。
まとめ
初めて自動車を購入する場合、新車にもメリットがあるものの、基本的には中古車の方がおすすめです。
ただし、中古車には多くの種類があり、またコンディションも様々です。
もし、優良な中古車をお探しの場合は、当店ラインアップを是非ご利用ください。
ミニバンはもちろんのこと、軽自動車やSUVなどさまざまな自動車をご希望どおりにご用意することが可能です。
お客様とご相談しながら最適なお車選びのご提案ができますので、下記の無料相談をぜひご活用ください。
\当日結果がすぐにわかる/
初めての車購入の方に読んで欲しい記事
コメント