
みなさんこんにちは!埼玉県にある「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。
コンパクトなサイズ感で、運転のしやすさが魅力的な車としてGB3型フリードが挙げられます。
手の届きやすい価格帯でもあり、中古車市場でも人気の高い車として認識されています。
GB3型フリードは、3列仕様であるものの手狭な印象がありますが、シートアレンジにより利用目的に応じたレイアウトに変更可能です。
では、GB3型フリードはどのようなシートアレンジが可能なのでしょうか。
本記事では、GB3型フリードのシートアレンジについて徹底解説します。


フリード(GB3型・旧型)の定員数は3種類


フリードはコンパクトサイズのミニバンとして有名であり、さまざまなバリエーションのモデルが存在します。
GB3型フリードに限って言えば、以下3種類の定員数が存在します。
各種類の詳細は、以下のとおりです。
キャプテンシートの7人乗り


2列目キャプテンシートを採用している7人乗りの場合、車内の移動が自由自在におこなえるメリットがあります。
小型ミニバンの場合、どうしてもシート間が手狭で列間の移動が難しい印象があります。
キャプテンシートの7人乗りの場合、2列目シートにチャイルドシートを2つ装着した状態でも3列目シートへの移動がスムーズにおこなえるサイズ感です。
2列目のキャプテンシートはホールド性に優れており、大型サイズとなっており掛け心地にゆとりがあります。
また、フロントシートと同じパーソナル感とリラックス感がある点が魅力的です。
足元のゆとりを広げることができる240mmスライド機構付きで、贅沢な雰囲気がある空間を生んで会話も自然と弾むことでしょう。
3列目シートはワイドで大型なサイズ感で、たっぷりとした厚みがあります。
2列目シートとの間にゆとりがあり、低床パッケージにより足元や頭上についても余裕ある空間となっています。
大人3人でもしっかりと座れる、すぐれた居住性を実現している点が魅力的です。
ベンチシートの8人乗り


ベンチシートの8人乗り仕様の場合、2列目にソファを連想させる大型のベンチシートを採用しています。
大人でも3人で快適に座れるサイズ感であり、シートを跳ね上げ可能で多彩な空間アレンジが可能です。
また、3列目シートにスムーズに移動できるように工夫されています。
3列目シートについても、ワイドで大型なサイズ感となっており、十分な厚みがあり快適に座ることが可能です。
2列目シートとの間にも十分なゆとりがあり、低床パッケージにより足元や頭上にも余裕ある空間を確保しています。
これにより、大人3人が座っても十分な居住性を確保できます。
5人乗り仕様のFLEX


5人乗り仕様のFLEXでは、外見は同じものの中が2列仕様になっているモデルです。
フルに乗車した場合でも、長さがある荷物を奥に向けて積むのに十分な奥行が確保されています。
また、荷物を持った状態でも車内に入ることができる、ウォークインラゲッジを実現した高い天井と低い床が特徴的です。
大人3人でも余裕を持って座れる大型サイズのベンチシートを採用し、大型センターアームレストや足元を広げることができる200mmスライド機構により、くつろぎの空間を実現しています。
シートレイアウトの変更も容易で、リクライニングレバーを捜査すればシートバックを前に倒すことが可能です。
また、自動的にシートが跳ね上がる機構によって、手軽にラゲッジスペースを確保できます。
フリード(GB3型・旧型)のシートアレンジ


GB3型フリードの魅力として、多彩なシートアレンジが可能な点が挙げられます。
シートアレンジの種類として、以下バリエーションが存在します。
各シートレイアウトの特徴などについて、詳しく解説します。
通常モード


通常モードは、2列目、3列目ともにシートのアレンジを行わず、フルで乗車できるモードです。
これは、低床フラットフロアを生かしつつ、スペースの効率性を追求してH型トーションビームタイプのリアサスペンションを採用したため実現できたのです。
フルで乗車しても、低床フラットフロアにも多少ではあるものの荷物を積むことができます。
大人数で出かける際には、必須のモードとなります。
6名乗車+ラゲッジスペース
6人乗車してラゲッジスペースを確保する場合、3列目の片側だけを折りたたんで使用する形となります。
折りたたみ式である関係上、収納スペースがどうしても限られますが、段ボール程度であれば収納可能です。
ただし、荷物を固定しないと3列目に座る人に荷物が倒れてくる可能性があるので、注意してください。
5名乗車+ラゲッジスペース


5人乗車して3列目シートをサイドへ跳ね上げることで、ラゲッジスペースを確保できます。
バーベキューやキャンプ、日常の少し大きな買い物時の荷物を搭載できるスペースが確保可能であり、見た目以上に荷物が搭載できます。
リクライニングレバーによってシートバックを前に倒して、跳ね上げるだけで折りたためる点も魅力的です。
4名乗車+ラゲッジスペース
4名乗車でラゲッジスペースを確保するレイアウトの場合、助手席側の2列目シートを折りたたむ形でスペースを確保できます。
ラゲッジスペースから倒した2列目シートに対してスペースを増やせるため、小型自転車程度であれば収納できるようになります。
また、ラゲッジスペースに収納しきれない荷物を2列目に収納可能です。
4名乗車の場合、助手席を後ろのことを気にせず最大限引いて利用できるメリットもあります。
3名乗車+ラゲッジスペース
3名乗車でラゲッジスペースを確保するレイアウトの場合、運転席側の2列目シートをたたんだ状態のレイアウトとなります。
ラゲッジスペースからストレートに荷物を収納できるスペースが増えることで、より長めの荷物でも搭載しやすくなります。
2名乗車+最大ラゲッジスペース


2名乗車レイアウトとは、2列目と3列目をすべて折りたたんだレイアウトとなります。
自転車や中型テーブルなども余裕を持って収納可能であり、荷物を運ぶための車としても活躍します。
ただし、3列目の跳ね上げ部分が狭くなり、奥に行けば行くほど広くなるデザインとなっているので、荷物を積む順番はしっかりと考える必要があります。
2名乗車レイアウトの詳細は、以下の動画でも詳しく解説しています。
フリード(GB3型・旧型)でフルフラット車中泊はできるのか?
ミニバンに対するニーズとして、車中泊用として利用したいという点が挙げられます。
ミニバンの場合、フルフラットにレイアウトを変更すれば、十分に足を延ばして寝ることができる車種が多いです。
GB3型フリードの場合、フルフラットにすることで寝転がること自体は可能です。
ただし、シート間にデコボコがあるのでそのままの状態では寝心地が良いとは言えません。
2列目シートのスライド量が小さく、2列目が1列目の背もたれを倒した部分までしか下がらないため、フラットになりにくい事情もあります。
デコボコを解消するためには、車中泊用のベッドなどを取り入れる必要があります。
まとめ
GB3型フリードは、小型で手の届きやすいミニバンとして人気です。
既に10年以上経過しているモデルであるため、中古車としてもリーズナブルな価格で入手できる可能性があります。
シートレイアウトは比較的自由度が高く、利用するシーンに応じて最適な組み合わせを選択できる点も魅力的です。
ラインアップでは、フリードも多く取りそろえているので、購入をご希望の方はお気軽にご相談ください。




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