【どっちを選ぶべき?】キャプテンシートとベンチシートのメリット・デメリットを徹底解説します

【どっちを選ぶべき?】キャプテンシートとベンチシートのメリット・デメリットを徹底解説します

みなさんこんにちは!埼玉県にある「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。

ミニバンを購入する際に、2列目と3列目の乗り心地が非常に重要となります。

特に、長時間のドライブを楽しみたい場合には乗り心地次第では疲労感が大きく異なるものです。

快適性にかかわる要素として、足元の広さとシートの座り心地が挙げられます。

特に、シートについてはキャプテンシートなのかベンチシートなのかで座り心地が違うものです。

では、各シートにおいてどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

本記事では、キャプテンシートとベンチシートのメリットとデメリットを徹底解説します。

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キャプテンシートとベンチシートの特徴

キャプテンシート
ベンチシート

ミニバンの場合、ほかの車種と違って多くの人数が乗車できるメリットがあります。

乗車人数を確保するために、シートアレンジにも最大限こだわっており、多くの場合はベンチシートを採用しています。

ベンチシートとは、左右がつながったシートのことです。

イメージとしては、公園などに設置してあるベンチのように複数の人数が一本のシートに座れるようにデザインされています。

一方で、キャプテンシートとは左右が独立していて、船舶において船長が座る椅子のように優雅にゆったりと座れるシートのことです。

肘掛けが付いているので、長時間の移動でも疲れにくい特徴があります。

キャプテンシートとベンチシートは、同じ車種でもグレードによって仕様が異なる場合があるので、購入時には良く確認する必要があります。

キャプテンシートのメリット

キャプテンシートとベンチシートには、それぞれメリットとデメリットがあります。

良し悪しを適切に判断して、最適なシートのミニバンを確保したいものです。

キャプテンシートのメリットとしては、主に以下が挙げられます。

各メリットの詳細は、以下のとおりです。

独立シートで乗り心地が良い

キャプテンシートの場合、ベンチシートと違って独立している特徴があります。

ベンチシートの場合は座り方次第では狭く感じる場合が多い一方で、キャプテンシートの場合は1人分のスペースが適切に確保されているのが特徴です。

また、シート自体もベンチシートと比較して高級なものを使用している場合が多く、座り心地は快適です。

さらに、腕掛けが付いていたりオットマンが付いていたりする場合もあり、長時間のドライブでも快適に過ごせるシートとなっています。

ウォークスルーがしやすい

ミニバンの場合、2列目から3列目にどのように移動できるかも重視したいポイントです。

コンパクトなミニバンの場合、一度2列目のシートを折りたたんでから3列目に乗車しなければならない場合があり、不便です。

その点で、キャプテンシートの場合は運転席と助手席のように人が通過できるほどのスペースが確保されている場合があります。

よって、後列へのウォークスルーがしやすいメリットがあります。

乗っていても左右に振られにくい

キャプテンシートのメリットとして、乗車していて左右に振られにくい点が挙げられます。

ひじ掛けが付いていて、左右に包まれているデザインとなっているので、カーブで曲がる際などで左右への荷重がかかっても振られにくいのです。

同時に、ベンチシートのように左右に座っている人を気にせず乗り続けられるメリットもあります。

キャプテンシートのデメリット

ミニバンにおいて、キャプテンシートのデメリットとして以下が挙げられます。

各デメリットの詳細は、以下のとおりです。

乗車人数が少なくなる

キャプテンシートの場合、ベンチシートと比較して一人当たりにかかる面積が広くなります

これは、ひじ掛けが用意されていたり、シート自体の厚みなどが異なるためであったりするためです。

これにより、乗車人数が単純に少なくなるデメリットがあります。

具体的には、1列あたりの乗車人数がベンチシートが3人なのに対し、キャプテンシートの場合は2人となります。

特に、ウォークスルーを確保する場合は広めのスペースが必要となり、無駄にシート間のスペースが広いレイアウトとなっている場合もあるのです。

使い勝手が悪くなる

キャプテンシートの場合、使い勝手が悪くなるデメリットもあります。

特に、フラットシートとした際のスペース効率が低いので、自由にレイアウトしたい際に向いていません

また、必要な部品が多くなる関係上、ベンチシートと比較してもコストが高いデメリットもあります。

荷室容量が少ない

キャプテンシートの場合、前方スライドしかできず左右にスライドさせることができません。

前方跳ね上げ式などが利用可能なベンチシートと比較すると、最大荷室容量が少ないデメリットがあるのです。

特に、人間だけでなく荷物を多く運びたい人にとっては、荷室容量に制限があり使い勝手の悪さを感じる場合が多いです。

ベンチシートのメリット

ベンチシートは、一見するとキャプテンシートに劣るイメージがあるかもしれません。

ただし、実際にはベンチシートならではのメリットとして以下が挙げられます。

各メリットについて、詳しく見ていきましょう。

2列目の使い勝手が良い

ベンチシートのメリットとして、2列目の使い勝手が良い点が挙げられます。

ベンチシート採用車の場合、車内が広々としていて左右の座席への移動が簡単であり、乗降性に優れています

また、助手席側から運転席側、または運転席側から助手席側への座り替えが楽な点も見逃せません。

運転席側のドアをしっかりと開けられない駐車スペースに車を停車した際、助手席側から乗降するのが楽となります。

フルフラットで隙間などができない

車中泊を目的としてミニバンを購入する際に、いかにフラットな形状とできるかがポイントとなります。

キャプテンシートの場合、体の形状に合わせたレイアウトとなっているので、フルフラットにしても癖が付いているので寝心地に影響する場合が多いです。

一方で、ベンチシートの場合はフルフラットのレイアウトとした場合にシート間の隙間が発生しにくい特徴があります。

荷室容量が多い

ベンチシートの場合、荷室容量が広いメリットもあります。

ベンチシート上に荷物を積んだり、畳んだレイアウトにしてより多くの荷室を確保したりできるので、より多くの荷物を搭載して移動したい人に向いています。

ベンチシートのデメリット

ベンチシートのデメリットとして、主に以下が挙げられます。

各デメリットの詳細は、以下のとおりです。

3列目の行き来がしにくい

ベンチシートの場合、3列目の行き来がしにくいデメリットがあります。

車種によっては一度車外に出なければならない場合があり、外から3列目シートに乗車するケースでも2列目シートを前にスライドさせる必要があります。

スムーズに乗降したい場合、ベンチシートは向いているとは言えません。

長距離時に疲れやすい

ベンチシートの場合、長時間の移動時に疲れやすいデメリットがあります。

シート自体が固めな場合が多く、ひじ掛けも基本的に付いていません。

また、形状がフラットなので体をカバーしてくれないため長時間座り続けていると腰が痛くなる場合もあります。

3人掛けで3人座る場合、常に隣に座っている人が気になり、特に真ん中に挟まれている場合は気を遣って乗り続けなければならず精神的にも疲れやすいのです。

まとめ

ミニバンを購入する際には、シートアレンジはしっかりと確認したいポイントです。

特に、キャプテンシートなのかベンチシートなのかは座り心地や使い勝手を良く考えて選定してください。

また、用途を明確にして最適なシートを選びましょう。

ラインアップでは、様々なシートのミニバンを多く取り揃えているので、用途等を連絡いただければ最適な車種をご提案させていただきます。

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