スマートキーの便利な裏技と活用時の注意点を解説

スマートキーの便利な裏技と活用時の注意点を解説

みなさんこんにちは!埼玉県にある「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。

車の鍵と言えば、かつては金属製の鍵が主流でした。

しかし最近ではスマートキーが普及しており、鍵を挿さなくてもエンジンを始動できたり、車のドアを開施錠できるようになりました。

非常に便利なスマートキーは、実はさまざまな機能があることをご存じでしょうか?

では、具体的にスマートキーにはどのような機能があるのでしょうか?

本記事では、スマートキーの意外な活用方法を紹介します。

目からうろこの情報が満載ですので、ぜひご覧ください!

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はじめに

自動車のスマートキーとは、鍵穴に鍵を挿すことなく開錠や施錠ができる鍵のことを指します。

スイッチを押す必要もなく、ポケットやカバンにスマートキーを入れておくだけで、自動車に近づいてドアに触れるだけで開錠・施錠が可能です。

では、スマートキーとは具体的にどのような特徴があるのでしょうか?

ここでは、スマートキーの便利さと注意点にフォーカスを当てて紹介します。

スマートキーの便利さと注意点

スマートキーの最大のメリットは、キーをポケットやカバンに入れたまま操作できる点にあります。

通常、鍵穴に鍵を挿して使用するのが一般的でしたが、鍵を毎回取り出さなければならないのは面倒です。

そこで、スマートキーであればポケットなどに入れておくだけで解錠したり施錠したりできるので便利です。

また、鍵穴に挿しそこねたりキーホルダーがドアに接触したりしたりして、ボディを傷つけてしまうケースがありますが、スマートキーであれば接触するリスクを回避できます。

スマートキーの車は鍵穴がみえにくい場所にあるので、ピッキングの被害に遭いにくくなる点も魅力的です。

一方で、バッテリー切れや盗難手口(リレーアタック)などに注意が必要です。

特に、リレーアタックはスマートキーの電波を悪用して車が盗まれてしまうので、特に高級車が被害に遭いやすい傾向があります。

スマートキーの便利な裏技4選

エリシオンVX-スマートキー

スマートキーの場合、単純に解錠できる機能以外にも以下の裏技のような機能が利用可能です。

各機能について詳しく解説するので、すぐに実践してみましょう!

裏技①:メカニカルキーでドア解錠&エンジン始動

スマートキーは、物理キーが一切付いていないわけではありません。

電磁切れなどで使用できないことを想定して、キー内部にメカニカルキーが内蔵されています。

メカニカルキーはスマートキーの解除レバーをスライドさせれば取り出し可能です。

そして、ドアにある鍵穴にメカニカルキーを挿して、左に回せば解錠します。

ただし、メカニカルキーによる解錠時に防犯アラームが鳴る可能性があるので注意しましょう。

また、スマートキーが電池切れでもスタートボタンにキーを近づければエンジンが始動可能です。

トヨタ車の場合、ブレーキを踏んだ状態でトヨタマーク側をプッシュスタートスイッチに当てればエンジンをかけることができます。

なお、あくまでも応急処置となる方法であるため、できたら早めに電池交換することをおすすめします。

裏技②:キーの電池残量を確認する方法

スマートキーは、一見すると電池残量を確認できません。

使用したいのにいきなり電池切れとなっていると、困ることもあるでしょう。

電池が切れそうになっている場合、リモコン操作時に赤ランプが点灯しないため操作時に確認できます。

電池を交換する場合、基本的にはディーラーでの交換対応となります。

自分で交換する場合、メカニカルキー取り出してスマートキーの継ぎ目分を両側から開ければ簡単に分解でき、電池を簡単に交換可能です。

電池交換にかかる費用は、ディーラーに依頼する場合は500円程度、自分で交換する場合は電池代として250円程度かかります。

裏技③:節電モード(リレーアタック対策)

スマートキーの電池を長持ちさせる方法として、節電モードがあります。

節電モードは、レクサスやトヨタ、ダイハツ、スバルなどのスマートキーで設定可能であり、電池の消耗を抑える効果があります。

節電モードは、「ロックボタン長押し+アンロック2回押し」で設定でき、赤いランプが4回点灯すれば完了です。

節電モードに設定すると、スマートエントリー機能がオフになるためリレーアタック対策にも効果があります。

節電モードの解除は、いずれかのボタン操作で簡単に行えます。

裏技④:スマートキーで窓やサンルーフの開閉を操作

事前設定が必要となるものの、キー操作で一斉に窓やサンルーフを開閉可能です。

例えば、車から離れた箇所からドアを開けて車内の熱を逃したい場合に便利です。

また、駐車後に窓の閉め忘れを発見したときにも車に戻ることなくドアやサンルーフを閉められます。

設定を希望する場合、販売店へ相談しましょう。

パニックボタンでクラクションを鳴らす(対応車種のみ)

一部のスマートキーには、「パニックボタン」や「アラームボタン」が搭載されている場合があります。

長押しするとクラクションが鳴るので、駐車位置がわからないときに便利です。

また、周りの人の注意を引くことが可能となり、誰かが助けに来てくれたり他人に助けを求めたりしたい場合に活躍します。

車によっては非搭載の場合もあるので、手持ちのキーを確認してください。

ドアミラー自動格納機能(オプション設定含む)

車種・グレードやオプションによっては、スマートキーの施錠操作でドアミラーが自動格納する設定が可能です。

施錠状態をミラーの位置で確認できるので、閉め忘れ防止に効果てきめんです。

設定はディーラーや車種によって異なる場合があるので、良く確認しましょう。

スマートキー活用時の注意点

スマートキーを活用する場合、注意すべきポイントとして以下2点が挙げられます。

各注意点について、詳しくみていきましょう。

電池交換は早めに

スマートキーは電池により駆動しているため、もし電池が切れてしまうとスマート機能が使用できません

便利な機能な反面、使用できなくなると不便であると同時に予想外のトラブルに繋がります。

特に、旅行などに出かけている最中に切れてしまうと大きな予定変更を強いられかねません。

頻繁にバッテリー残量をチェックすると同時に、長期間車から離れて駐車する場合や、セカンドキーは節約モードに設定しておくと良いでしょう。

盗難対策(リレーアタック対策)の強化

スマートキーは便利な反面、悪用されてしまうリスクがあります。

特に、リレーアタックに対しての対応はしっかりと行っておきたいものです。

リレーアタック対策としては、車内保管時のキーは電波を遮断するケースや金属容器に入れるなど、物理的対策を取るのがおすすめです。

また、自宅の玄関付近にキーを置かないなどの意識も重要となります。

ほかにも、節電モードに設定しておくなどの心がけも重要となります。

まとめ

スマートキーには、「メカニカルキー」「電池残量確認」「節電モード」「遠隔窓開閉」など多彩な便利機能があるので便利です。

便利な反面で悪用されるリスクがあるため、盗難対策のための節電モードや保管方法に気を配ることで、より安心して使用できます。

また、車種やグレードにより追加機能(パニックボタン、ドアミラー自動格納等)もあるため、うまく使いこなして快適なカーライフを送りましょう。

もしスマートキーの使用で不明点や設定変更がある場合は、最寄りのディーラーに相談すると良いでしょう。

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