【写真付きで解説】ステップワゴン(RK型・4代目)のシートアレンジを徹底解説

ホンダを代表とするミニバンと言えば「ステップワゴン」です。

たくさんの荷物が載せられて、室内空間が広いことからファミリー層からも人気な車になります。

ステップワゴンの2列目シートは大きく分けて2種類ありますがどのように違うのでしょうか。シートアレンジの特徴と一緒に解説していきます。

「ステップワゴンのシートアレンジって何があるの?」

「大きな荷物をたくさん載せたい、人も多く乗せたいけどどうしたらいい?」

「車内でもゆったりできるアレンジシートはどれ?」

このような悩みは本記事を読めば解決できるので、ぜひ参考にしてください。

動画でも紹介しています

タップできる目次

ステップワゴン(RK型)の2列目シートは大きく分けて2種類

ステップワゴンRK型

シートアレンジが多彩で人気のあるステップワゴン(RK型)です。

シートの設定は2列目のシート6:4分割タンブルシートと6:4分割チップアップ&スライドシートと大きく2種類に分けることができますので一つ一つ解説していきます。

6:4分割タンブルシート

ステップワゴン6:4分割タンブルシート

2列目のシートが簡単に前方へ跳ね上げ可能なため3列目への移動がスムーズに行えます。

操作方法も1回のレバー操作で簡単に折りたたみが可能ですので小さい子どもや高齢者がいる家庭、大きな荷物を載せて出かける機会が多い人にもおすすめです。

6:4分割チップアップ&スライドシート(後期型はキャプテンシート)

ステップワゴンRK6:4分割チップアップ&スライドシート

特徴は2列目中央の補助シートを折りたためることで3列目に行き来しやすいことです。

チップアップ機能があることで車外への出入がスムーズに行えます。

さらにスライド機能もあるのでチップアップして前方にスライドすることで広々とした空間になり大きな荷物載せたり、赤ちゃんや小さい子どもの世話をしたり、車内の掃除もしやすいでしょう。

キャプテンシートは2列目シートの中央が空いていることで3列目へスムーズに移動ができるのが特徴です。

また、2列目シートが独立していることでアームレストが装着できるため乗り心地もよく快適なドライブを楽しむことができます。

セカンドシートが跳ね上げできるのはタンブルシート

タンブルシートは1回のレバー操作でシートバッグが前に倒れて、シートクッションとともに前方へ跳ね上がる仕組みです。

セカンドシートを跳ね上げ
跳ね上げ

1回のレバー操作だけで行えて空間が広くなり、車の乗り降りもしやすいため、小さいお子さんがいる家庭や高齢者も快適に過ごすことができます。

チップアップ&スライドシートは2回の操作でスムーズに席を移動することが可能です。

1回目の操作でチップアップして、2回目の操作で席をスライドさせることができる仕組みです。

チップアップ&スライドは席をスライドさせることでタンブルシートより広い通路が確保できるので大きな荷物を載せることや降ろすこともスムーズにできるでしょう。

さらに、車内を隅々まで綺麗に掃除したい人にもスライドすることで手入れがしやすいのでおすすめです。

ステップワゴン(RK型)の3列目シートは床下格納シート

ステップワゴンの床下格納シートは、シート全てを床下に格納することで荷室を最大限に使用できるのが特徴です。

RKステップワゴン荷室フラット
荷室がフラットに

操作方法も肩口のストラップを引いて前に倒して床に押し込むだけなので、子どもでも簡単にできる仕組みです。

さらに床下格納後は、荷室がフラットになるので自転車など不安定な荷物でも安定して載せることができるでしょう。

荷室寸法(床下格納前・格納後)

床下格納前の荷室の寸法は奥行約50㎝、幅約100㎝、高さ約13㎝もあります。

奥行は少し狭くなりますが、ゴルフバックを4つ並べても十分に収納できるサイズです。

床下格納後、2列目のシートを一番後ろにスライドした時の荷室の寸法は奥行が約120㎝、2列目シートを一番前にした場合は約170㎝もあります。

荷室の幅は約100㎝、高さ約130㎝もあるので格納前と比べて奥行がかなり広くなるサイズです。

2列目に人が乗ったとしてもスーツケース80L(52×76×30㎝)が3つと63L(48×72×29㎝)が2つも載せることができるのでたくさんの荷物が載せられます。

さらに2列目シートを一番前に置いた場合、2人掛けソファがらくらくと乗せられるスペースがあるので子どもたちを乗せてもソファなどの大きな荷物を買いに行けるでしょう。

ステップワゴン(RK型)でできるシートアレンジ

ステップワゴン(RK型)でできるシートアレンジ

タンブルシートやチップアップ&スライドシートと特徴が多いステップワゴンです。

3列目シートが分割して格納ができることからさまざまなシートアレンジが可能になります。一つ一つ解説しますので参考にしてください。

3列着席モード

ステップワゴンの3列着席モード

このモードは最大8人まで乗ることが可能です。

2列目と3列目がベンチシートになっているので2列目にも大きな荷物を載せられることや、2列目だけ人が乗り3列目に荷物を載せることもできます。

これは普通のモードですが、広々とした空間を利用することが可能です。

3列目床下格納モード

RKステップワゴン3列目床下格納モード

3列目のシートを床下に格納することで、荷室を広く使用できるモードです。

ステップワゴンの床下格納は、3列目シートを全て床下に格納することで荷室がフラットになり、ゴルフバックやベビーカーなど大きな荷物を載せることが可能です。

さらに床がフラットになるので走行中の揺れで倒れる心配も少ないでしょう。

ビッグラゲッジモード

RKステップワゴンビッグラゲッジモード

3列目のシートを床下格納するだけではなく、2列目を折り畳み前方に密着するまでスライドさせて広々と空間を使用できるモードです。

このモードは荷室を最大限に利用することができ、130㎝までの長さの荷物であれば、ソファや家具でも楽々と載せることができます。

ステップワゴンであれば大きな荷物があっても心配ないので、買い物やレジャーを楽しく過ごすことができるでしょう。

1列目・2列目フラットモード

RKステップワゴン1列目・2列目フラットモード

このモードは荷室のスペースを確保しつつ、フラットな空間ができるので、1列目・2列目はゆっくりとリラックスして過ごすことが可能です。

ただ、1列目は足を伸ばすとハンドル等が邪魔になることがあるでしょう。

2列目・3列目フラッドモード

RKステップワゴン2列目・3列目フラッドモード

1列目・2列目のフラットモードとは異なり、2列目・3列目をフラットにすることで広々とした空間で過ごすことが可能です。

このモードはドライブに疲れた時に小休憩や仮眠をとることはもちろんできますし、車中泊も快適に過ごすことができるので旅行好きやドライブ好きにも最適でしょう。

ロングアイテムモード①

RKステップワゴンロングアイテムモード①

2列めと3列目の片側の背もたれを倒すことで自転車やボードの板のような細長い荷物でも載せることができます。

レジャー向けには最適です。

さらに、荷物を載せた状態でも4人は車に乗れますので子どもと冬にスキーなどのレジャーに出かけることができるのでおすすめできます。

ロングアイテムモード②

RKステップワゴンロングアイテムモード②

このモードは、3列目を床下格納して、2列目の片側を助手席までスライドさせることで、ロングアイテムモード①よりさらに荷物を載せることが可能です。

子どもの自転車と大人の自転車が楽々と乗せられるため、キャンプなどアウトドアを楽しむことができます。

それ以外にも荷物がたくさん乗せられるため買いもの好きにぴったりです。

タンブルシートがおすすめの人

ステップワゴンタンブルシート

タンブルシートは、シートクッションが前方に跳ね上がるように収納されて、効率よくスペースが確保されるのが特徴なので具体的に説明していきます。

跳ね上げ式なので荷室に多く積みたい人

シートクッションが前方に跳ね上がるように収納されるため荷室が広くなり、大きい荷物やたくさんの荷物を載せることができます。

3列目シートを格納して2列目の片側だけを収納することで自転車やカーペットなど細長い荷物を載せることも可能です。

また、釣竿やゴルフバックまで載せられるので多くの荷物を必要とするレジャーにもおすすめです。

車中泊をする人

2列目・3列目フラットモードを活用すれば、車中泊が可能です。

2列目と3列目を倒すことでフラットになり大人2人が横になっても十分なスペースが確保できます。

長距離のドライブやキャンプなど車中泊する機会が多い人や、これからキャンプに出かけたい人にもおすすめです。

子どものお世話をする人

タンブルシートは効率よくスペースが取れるので、スムーズに乗り降りが可能です。

小さい子どもを抱っこしたままでも広いスペースが確保されているため乗り降りも安心です。

また、2列目はシートを収納しておくと3列目にいる子どものところまでスムーズに移動できるので走行中でも安心して子どもの世話ができます。

8人フルでよく乗車する人

8人乗りは2列目シートがベンチシートになるため、2列目がフラットになり、3人乗ることが可能です。

家族で旅行に出かけたい人や、家の行事や子どものイベントで大人数を乗せる機会が多い人におすすめできます。

チップアップ(キャプテン)シートがおすすめの人

2列目のシートが左右独立しているのでウォークスルーを頻繁に活用する人やゆったり座りたい人におすすめできるシートです。

ウォークスルーを頻繁に活用する人

2列目シートが独立して、中央が空いているのでシートを移動しなくても3列目に移動することができます。

2列目と3列目に子どもがいる場合、ウォークスルー機能を使えば停車時に子ども同士で場所を移動することができるので子どもも飽きないまま長距離のドライブを楽しむことが可能です。

また、小さい子どもがいる家庭でも3列目シートでオムツ交換を行う際に両手が塞がっていても2列目の中央が空いているのでスムーズに行き来でき、利便性が非常に高いと言えます。

ゆったり座りたい人

2列目のシートが独立しているため、左右のシートには肘掛けが付いて、シートも広くゆったりと座ることが可能です。

長距離ドライブは運転手だけではなく乗っている側も疲れますので肘を掛けて、足をゆったりと伸ばすことでリラックスができ、快適なドライブを楽しむことができます。

ステップワゴン(RK型)のシートアレンジまとめ

今回はステップワゴン(RK型)のシートアレンジについて解説してきました。

ステップワゴンには大きく2種類のシートがあり、効率よく荷物を載せることができるタンブルシートと、中央に空間ができるのでスムーズに移動ができるチップアップ&スライド式シートがあります。

また、3列目が床下格納なので荷室がフラットになり多くの荷物を安定して乗せることが可能です。

3列目シートが分割して格納できるので、さまざまなシートアレンジが行えます。

タンブルシートにおすすめの人は荷物を多く載せたい、人を多く乗せる機会が多い人です。

さらに旅行やドライブで車中泊を楽しみたい人にもおすすめです。

チップアップ式&スライド式シートは左右が独立しているのでウォークスルーを頻繁に活用する人や車内でゆったり過ごしたい人におすすめできます。

シートアレンジを選ぶ際は目的に合わせるようにしましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

タップできる目次