みなさんこんにちは!埼玉県にある「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。
子供が増えるにあたって、ファミリーカーの用意を考える人は数多くいます。
ファミリーカーにはミニバンと軽自動車の2つが一般的ですが、どちらを選べばいいか悩む人も多いのではないでしょうか。
結論として、家族を乗せることを考えるのであればミニバンを用意するのがおすすめです。
この記事ではミニバンと軽自動車の違いとあわせて、それぞれのメリットとデメリットを紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
ファミリーカーならミニバン?軽自動車?迷う理由
ファミリーカーとしてミニバンと軽自動車で迷う理由は、主に以下の3つがあげられます。
どちらがいいか迷う理由について理解し、自分に合ったファミリーカー選びの参考にしてください。
ミニバンはなにかとお金がかかりそう
ミニバンは軽自動車と比べると、維持費をはじめとしたさまざまな費用がかかってきます。
軽自動車と比較して高くついてしまう費用の例は以下の通りです。
- 任意保険料
- 自動車税
- 車検代
- 整備費用
- 消耗品費(ガソリン代やタイヤ代など)
例えば、アルファードやエルグランドといった大型ミニバンの場合、軽自動車と比較すると税金が35,000円程度変わってきます。
また、燃費の影響からガソリン代も高くなってしまうでしょう。
ミニバンの乗り方によって軽自動車との差額は大きく変わりますが、最低でも十数万円の差額が生まれることは理解しておくのがおすすめです。
ミニバンは大きくて運転しにくそう
ミニバンは軽自動車と比較すると、どうしても運転しにくいイメージを抱きがちです。
実際、以下のような理由からミニバンは運転しづらいとされています。
- 車体が大きくサイズ感が掴みにくい
- 内輪差が発生する
- 助手席側や車両後方に死角が発生しやすい
あくまでも慣れの問題にはなりますが、ミニバンは上記の理由から運転しにくさを感じることを覚えておきましょう。
子供が小さいうちは広めの軽自動車で充分そう
ファミリーカーとして車を持つとき、子供の小さいうちは軽自動車で十分との意見が多く見られます。
軽自動車とミニバンのどちらに乗るかは考え方にもよりますが、移動時に荷物が増えがちなことを考えるとミニバンの方が良い場面も多いです。
また経済的な面で、子供の成長に合わせて車を買い替えるのが難しいケースもあります。
このような場合は、最初からミニバンを用意しておくのも一つの選択肢となるでしょう。
あくまでも自身の利用環境やその他の要因を加味したうえで、ミニバンか軽自動車かを選ぶのが大切です。
ミニバンと軽自動車の違い
ミニバンと軽自動車の主な違いとして、以下の3つがあげられます。
それぞれの違いについて、詳しくみていきましょう。
維持費の違い
ミニバンと軽自動車の具体的な維持費の違いは以下の通りです。
ミニバン(2000ccの場合) | 軽自動車 | |
---|---|---|
自動車税 | 39,500円 | 10,800円 |
自動車重量税 | 32,800円程度 | 3,300円 |
車検費用(2年に1回) | 35,000円程度 | 17,500円程度 |
自賠責保険料 | 17,650円 | 17,540円 |
ガソリン代(年間10,000kmを想定) | 114,000円前後 | 90,000円前後 |
計 | 238,950円 | 139,140円 |
おおよそ年間の維持費が10万円違う計算になります。
これを安いか高いかの判断をするのはお客様ごとに変わってきますが、維持費なのか快適性なのか、どこを重視して車購入するかによっても判断基準が変わってくるでしょう。
運転のしやすさの比較
「ミニバンは大きいから運転しにくい」といわれがちですが、実際にはそのようなことはありません。
軽自動車であってもミニバンであっても、車をぶつけるときはぶつけてしまいます。
また、車高が高いからミニバンは乗りにくいと考える人も多いですが、実際はその逆です。
弊社ラインアップにてミニバンを購入された方のほとんどは、「運転席が高い分、見晴らしがよく運転しやすい」と感想をおっしゃいます。
最終的には慣れの部分になってきますが、軽自動車だから運転しやすい、ミニバンだから運転しにくいといったことは一切ありません。
詳しくは下記の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
安全性の比較
ミニバンと軽自動車の安全性を比較すると、以下のような結果が見られます。
- 単独事故での死亡率…軽自動車4.47%、乗用車4.51%
- 相互事故での死亡率…軽自動車0.22%、乗用車0.19%
上記を見てわかるように、単独事故の場合は乗用車、相互事故の場合は軽自動車の死亡率が高いです。
そのため、安全性には大きな差がないように見受けられるでしょう。
しかし、実際には軽自動車の方が安全性に劣ります。
これは試験の測定方法に大きなからくりがあり、結果として「同一の安全性能を誇る」といった結果を出しているためです。
詳しくは下記の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
軽自動車のメリットとデメリット
ここからは軽自動車のメリットとデメリットについて解説していきます。
なお、ここで紹介するメリットとデメリットについては、実際に弊社ラインアップにご来店された方から聞いた内容です。
利用しているユーザーの口コミや評判をもとに、それぞれのポイントを見ていきましょう。
メリット
軽自動車を選ぶメリットは以下の2つです。
それぞれのメリットについて、詳しくみていきましょう。
維持費が安い
軽自動車はミニバンと比較して、維持費が安いメリットがあります。
普通自動車と比較すると年間数万円安くなる傾向にあるため、経済面のメリットが大きいでしょう
車にかかる費用を抑えたい、とにかく維持費を節約したいと考えているのであれば、軽自動車を選ぶのがおすすめです。
駐車がしやすい
ミニバンと比較すると、軽自動車は駐車しやすいメリットがあります。
軽自動車は車体が小さいため、運転間隔を掴みやすいです。
また、車両横や後方を確認しやすいのも、軽自動車ならではのメリットといえるでしょう。
昨今ではアシスト機能やモニターなどで駐車自体がしやすくなってきていますが、それでも苦手意識を感じるドライバーは多いです。
駐車のしやすさを求めるのであれば、軽自動車を選ぶのが良いでしょう。
デメリット
軽自動車の主なデメリットは以下の4つです。
ここからは4つのデメリットについて、詳しく解説していきます。
室内が狭い
軽自動車はどうしても室内が狭く、多くの荷物を積んだりスペースを確保しづらかったりというデメリットがあります。
そのため、乗り心地の悪さを感じる場面も多いでしょう。
また、軽自動車は全長3.4m以下・全幅1.48m以下・全高2.0m以下といったサイズが決められています。
そのため、どの軽自動車を選んでもあまり大きな差は生まれません。
快適なドライブを楽しみたい場合や、レジャー用に車を活用したいのであれば、軽自動車ではなくミニバンを選ぶべきといえます。
人数が乗れない
軽自動車の最大乗員数は4人までと決められています。
子供が乗る場合は一部例外がありますが、それでも友人や祖父母などを乗せるのには向きません。
また、大人数でのレジャーや遠出をする場合も軽自動車一台では完結せず、複数台を用意する必要があります。
乗員数が増えると車のパワーが落ち、燃費が悪くなってしまうのも注意したいポイントです。
遠出の運転が疲れる
軽自動車は普通車と比べると、遠出の運転には向かないとされています。
軽自動車のエンジン出力は普通車よりも弱いため、どうしてもスピードが出にくいです。
スピードを出すためにはアクセルを深く踏みこむ必要があり、ドライバーはかなりの神経を使います。
また、深くアクセルを踏み込んだとしても、坂道や路面状況によってはなかなかスピードが出ないこともあるでしょう。
上記の特徴から、軽自動車は遠出の運転にはあまり向かないといえます。
安全性が低い
軽自動車はどうしてもミニバンよりも安全性が低いです。
そのため、万が一事故が起きたときに大けがをしてしまったり、最悪の場合死亡事故につながったりしてしまいます。
自身の大切なこどもを乗せて走るからこそ、安全性に関しては重視して選ぶようにしましょう。
ミニバンのメリットとデメリット
ここからはミニバンのメリットとデメリットについて解説します。
ここで紹介するメリットとデメリットは、実際に弊社ラインアップにご来店されたお客様より聞いた内容です。
どのようなメリット・デメリットがあるかを理解して、車選びの参考にしてください。
メリット
ミニバンを選ぶ主なメリットとして、以下の4つがあげられます。
それぞれのメリットについて、詳しくみていきましょう。
室内広々
ミニバンは車内スペースが広く、室内空間を広々と確保できます。
そのため、乗車していてストレスを感じることはまずないでしょう。
スペースが広ければその分、家族がゆったりと乗車できたり、荷物が積みやすかったりします。
長時間移動の時には仮眠もとれるため、子供を乗せて走るのにはうってつけの車種といえるでしょう。
人数が乗る
ミニバンは軽自動車と比較すると、圧倒的に定員が多いのが特徴です。
軽自動車の定員が4人なのに対して、ミニバンは7~8人となっており、家族以外にも友人や祖父母を乗せて移動できます。
レジャーや旅行のとき、車を2台以上出す必要がなくなるのは、ミニバンならではのメリットといえるでしょう。
シートアレンジが豊富
ミニバンはさまざまなシートアレンジが可能で、利用用途や目的に合わせて変えられます。
ミニバンの代表的なシートアレンジは以下の通りです。
- ラゲージモード:荷室を確保するモード
- フルフラットモード:2列目および3列目を倒して横に慣れる空間を確保するモード
- リラックスモード:1列目と2列目の間に空間を確保し、快適さを重視するモード
なお、7人乗りや8人乗りで利用できるシートアレンジは異なります。
車種によっても対応可否が変わるため、どのようなシートアレンジに対応しているかは必ず確認しましょう。
遠出でも疲れにくく運転しやすい
ミニバンはエンジン出力が高く、運転中も窮屈さを感じないため、遠出の運転時にも疲れにくいです。
特に乗車人数が増えてもパワーを一定に保てるのは、ミニバンならではのメリットでしょう。
車内空間の快適さは、長時間運転するうえでこだわるべきポイントです。
家族で長距離移動する機会が多いのであれば、ミニバンを選ぶのがおすすめといえます。
デメリット
ミニバンを選ぶデメリットとして、唯一あげられるのは以下の項目です。
- 維持費が高い
上記のデメリットについて、詳しくみていきましょう。
維持費が高い
ミニバンは軽自動車やコンパクトカーと比較すると、維持費が高くつく傾向にあります。
具体的には自動車税や重量税、ガソリン代などの消耗品費が高くなり、年間で見れば数万円程度負担が増えるでしょう。
車検に関しても金額が高くなり、維持するのにはある程度の費用が必要です。
車の維持に費用をかけたくない、もしくは使える予算が限られているのであれば、ミニバンを選ぶのはやめておきましょう。
【実例】当店で購入する多くのお客様が軽自動車からミニバンに乗り換える理由
弊社ラインアップにご来店いただいたお客様は、以下のような理由から軽自動車からミニバンに乗り換えられています。
- ベビーカーや子供の荷物を積むと、軽自動車ではスペースが狭く窮屈になってしまう
- 旅行時に荷物があまり積めず、長距離運転時に疲れを感じてしまう
- 遠出するときに運転しづらくストレスを感じるため、わざわざレンタカーを借りている
ファミリーカーとして活用するからこそ、ミニバンにはさまざまなメリットが生まれます。
まずはミニバンが自分の利用用途や目的に合っているかを整理したうえで、購入を検討してみましょう。
ファミリカーなら絶対にミニバンがおすすめ
今回はミニバンと軽自動車の違いや比較について解説してきました。
結論として、ファミリーカーとして活用するのであればミニバンの利用一択です。
ミニバンであれば家族みんながゆったりと乗車できます。
また、万が一事故を起こしてしまった際も軽自動車より安全性が高いです。
そもそもファミリーカーは家族のための車であるため、家族全員が安心・安全で快適に乗れる車を選ぶべきといえます。
確かにミニバンの維持費は高いですが、それ以上に得られるメリットは数多いです。
この記事で紹介した内容をもとに、ぜひファミリーカーとしてミニバンの採用を検討してみてください。
多くのご家族が無料相談でご来店されています
弊社ラインアップには、多くのご家族がファミリーカーのご相談でご来店されています。
来客の8割以上がファミリー層となっており、以下のような悩みをミニバン専門店ならではの視点で解決しています。
- 予算
- 使い方
- 車種
- ローン
ミニバン選びについてお悩みの方は、ぜひ弊社ラインアップの無料相談をご活用ください。
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