みなさんこんにちは!埼玉県にある「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。
「ファミリーカーとしてミニバンが欲しいけど、いろんな車があって迷うなぁ」などと思っている方・・・
ミニバンには多くの車種があり、それぞれ特徴や性能が異なります。
自分の目的に合った車を購入しないと、せっかくの機能も宝の持ち腐れとなってしまうでしょう。
なのでこの記事では、ミニバン・ワンボックス専門店「ラインアップ」の代表である私が、100万円以下で購入できる中古ミニバンを目的別に分けて紹介します。
また、中古車を購入する際の注意点についてもお話しするので、中古車の購入で失敗したくない人は、ぜひ参考にしてみてください。
ファミリーカーにはミニバンが最適!あなたが重要視するポイントとは?
ここからは、ミニバンを購入する際の重要視するポイントについて、下記の順で説明していきます。
上記を一つずつ解説していきますので、参考にしてみてください。
家族みんながゆったり快適に乗れる車
家族でゆったり乗れて、買い物や旅行に行きたい方には、ミニバンの「LL」サイズがおすすめです。
ミニバンにも、洋服のように「S」や「M」などのサイズがあります。
LLサイズの代表的な車種は、トヨタの「アルファード」などです。
お子さんが小さいうちに小さいサイズの車を購入してしまうと、お子さんが大きくなるといつの間にか狭く感じてしまうケースもあります。
なので、家族でゆったり乗れる車をお探しなら、「LL」サイズの車を購入すると良いでしょう。
燃費などの維持費がなるべくかからない車
ミニバンを選ぶ際は、燃費などの維持費から購入を検討するのもありでしょう。
家族を養わなくてはならない親御さんにとっては、車にかかる費用はできるだけ抑えたいはずです。
維持費の目安となるのが「燃費」ですが、燃費は1L当たりの燃費を走行距離で表したもので、1L当たりの走行距離が長いほど燃費の良い車となります。
下記は、車種ごとのおおよその実燃費を比較した表です。
車種 | 燃費 |
---|---|
アルファード(20系) | 街乗りで8.5km/L |
エスティマ(50系)2400cc | 街乗りで8.8km/L |
セレナ(C26型) | 街乗りで10.5km/L |
ヴォクシー(70型) | 街乗りで10.0km/L |
フリードハイブリッド(GP3型) | 街乗りで16km/L |
セレナ(C26型)とヴォクシーは、アルファードやエスティマと比べて、燃費が良いのがわかると思います。
コンパクトミニバンのフリードハイブリッド(GP3型)はミニバンとしての車内空間は狭いものの、実燃費14km/l~18km/lほどと、ハイブリッド車ならではの省燃費性能が魅力ですね。
家計の事情で、車にあまりお金をかけたくないご家庭には、燃費の良い車がおすすめです。
そこまで大きいサイズはいらないのでこまわりのきく車
大きな車の運転に不安がある方は、小回りの利く車を選択すると良いでしょう。
小回りが利く車なら、近所への買い物や狭い道路の運転も、ストレスなく行えます。
小回りの利くミニバンの比較表は、次の通りです。
順位 | 車種 | クラス | 最小回転半径 (小回り) |
---|---|---|---|
1位 | シエンタ | SS | 5.2m |
→ | フリード | SS | 5.2m |
3位 | オデッセイ | L | 5.4m |
→ | ステップワゴン | M | 5.4/5.7m |
5位 | ヴォクシー ノア | M | 5.5m |
→ | エスクァイア | M | 5.5m |
→ | セレナ | M | 5.5/5.7m |
ミニバンの中でも最も小さい「SS」サイズの車が、1位に2車種ランクインしています。
ただ、ある程度の広さが欲しい方には、Mサイズの「ステップワゴン」や「セレナ」がおすすめです。
ゆったり広々乗れる100万円以下で買えるミニバン
ここからは、ゆったり乗れて100万円以下で購入できるミニバンを紹介します。
シートアレンジをすれば、まるで高級車のように優雅に乗車できる車もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
エスティマ(50系)
LLサイズのアルファードが大きすぎるという方には、Lサイズの「エスティマ(50系)」がおすすめです。
エスティマ(50系)なら、近所にお買い物に行くのも面倒にならず、それでいて優雅なサイズ感がある車となっています。
エスティマ(50系)の最大の魅力は、リビングにいるかのような心地よさが感じられる、2列目シートの「オットマンチェア」です。
3列目のシートを格納させると、2列目のシートの最後尾までスライドでき、足元の広さが90cmにもなります。
エスティマ(50系)のシートアレンジは、まるで高級車のような贅沢さが味わえるでしょう。
さらに、2列目のシートの最前部までスライドさせると、荷室の奥行きは最大約168cmにもなります。
「家族みんなでゆったり乗れて、荷物もたくさん積みたい!」
そんな方はぜひエスティマをチェックしてみてください。
維持費がなるべくかからない100万円以下で買えるミニバン
ここからは、維持費がかからないミニバンを紹介していきます。
維持費で重要になるのが燃費ですが、車の特徴についてもお話していくので、ぜひ参考にしてみてください。
セレナ(C26型)
セレナは、ほかの車と比較しても燃費の良い車です。
外観や内装のデザイン性もママやパパ両方から好かれるデザインとなっており、当店でも人気の車種の1台です。
2・3列目を倒せばあっという間にフルフラットシートになるので、キャンプなどにでかけた時に車中泊なんかもしやすく使い勝手抜群です。
燃費が良くて運転のしやすい車がほしいな
そんな方はぜひセレナをチェックしてみるのが良いでしょう。
ヴォクシー(70型)
ヴォクシーの燃費は、街乗りの場合で10.0km/Lとなので、先ほどのセレナとほぼ同等の燃費性能です。
ヴォクシーの性能としては、マニュアルモード付きの自動変速機である「シーケンシャルシフトマチック」を搭載。
それによって、オートマモードでもライバル車のセレナ以上にスピーディーな加速を味わえます。
シートは、3列目に「ワンタッチペースアップシート」が採用され、軽い力でシートを格納できます。
2列目のシートには「ロングスライドマルチシート」が使用され、かんたんな操作でシートが180度回転するだけでなく、小さなお子さま向けの「チャイルドケアモード」も搭載。
チャイルドケアモードは、楽にお子さまをチャイルドシートに載せられるので、ファミリーカーとして使い勝手の良い車です。
見た目もかっこよくて性能も抜群なミニバンがほしいな!
見た目もこだわるご家族には70型ヴォクシーがぴったりです。
小さめの小回りのきく100万円以下で買えるミニバン
ここからは、ミニバンの中でも小さく小回りの利く車種を紹介していきます。
それぞれの車の特徴や魅力なども紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ステップワゴン(RK型)
小回りの利く車をお探しなら、ステップワゴン(RK型)がおすすめです。
最小回転半径は5.3mなので、小回りが利かなくて困るケースはないでしょう。
運転に関しては、「走る・止まる・曲がる」の基本性能がとても高いです。
「専用チューニングサスペンション+低床設計」で、曲がる際の車の傾きが抑えられます。
エンジンは「i-VTECエンジン」が採用され、アクセルを踏むとスムーズに加速してくれるので、ストレスなく運転できるのが魅力です。
2列目シートは6:4分割の「タンブルシート」と「チップアップシート(後期はキャプテンシート)」の2種類になっており、2列目の中央シートを折りたたむと小さなお子さま(約130cm)が立って歩けるほど、室内の高さと広さがあります。
小回りがきくけどなるべく大きいサイズが良い
ステップワゴンはそんな方に最適なお車です。
フリード
2つ目におすすめするのが、フリード(初代・GB3型、ハイブリッド仕様・GP3型)です。
フリードは、最小回転半径が5.2mとなっています。
フリードは外観はコンパクトに見えますが、車内の高さにゆとりがあり広く開放感のある設計です。
シートは、5人乗り用の2列シートと、6・7人用の3列シートがあります。
荷室には、大人用の27インチの自転車も乗せられるので、荷物を意外と多く乗せられます。
ベンチシートは、小さなお子さまが寝転がれるぐらいのスペースがあるので、おむつ替えの際にも利用できます。
ミニバンほしいけど、そこまで大きなサイズはいらないわ
小さいサイズは希望の方はフリードがベストです。
GB3型フリードの詳しい詳細は以下の記事をご覧ください。
100万円以下でミニバンを購入する際の注意点
ここからは、100万円以下のミニバンを購入する際の注意点について、下記の順でお話ししていきます。
上記を一つずつ詳しく見ていきましょう。
激安車両に注意
激安価格で販売されている中古車は、注意が必要です。
安い値段で売却されているのには、それなりの理由があります。
以下は、激安で販売されている中古車で確認すべきポイントです。
- 事故車・水没車
大事故を起こした車は、いくら修理しても修理代を回収できないため、あまり市場に出回らない。修復歴がある車も事故車に該当するが、販売時に修復歴者である旨が伝えられるので、すぐに故障しないかなどの確認が必要です。水没車は、原因不明の故障などにも繋がるリスクが非常に高いので注意が必要。 - エンジンやミッションの状態
エンジンは、吹け具合や回転の上げ下げがスムーズに行われるか確認してください。ミッションは、ギアの入り具合やクラッチの状態を確認しましょう - ボディや下回りのサビ
ボディのさびは穴あきなどが起こりやすくなります。また、エンジン下回りからリアフロアにかけてのサビは、サスペンションまわりが突然折れたり、マフラーが突然落ちるなどのトラブルのもとになります - シート汚れ、ニオイ
シートのシミや汚れは、見た目も衛生的にもよくありません。「納車まで汚れを落としておきます」と言われても、シートの汚れは落ちにくいので、注意が必要です。また、たばこ臭や動物臭も多少軽くなっても落ちないので、「消臭すれば消えますよ」などというセールストークに気を付けましょう。
激安車を購入する際には、上記の点に気を付けるようにしましょう。
高額な諸費用に注意
中古車を購入する際には、諸費用に注意しましょう。
諸費用は、車両本体の費用以外にかかる「法定費用」と「代行費用」があります。
法定費用は、「月割り自動車税」「自賠責保険料」などです。
代行費用は、「車両登録代行費」や「納車費用」などがあります。
法定費用と代行費用は、10年経過前後の普通車であれば、車検を新たに取得して12~17万円くらいです。
諸費用で20万円くらいを超えてきたら、気を付けましょう。
また、中古車を購入する際には、整備費用もかかります。
整備費用は、交換頻度の高い消耗品を交換する際に必要な費用です。
中古車店の中にはこの諸費用を高額で取るお店や、実際には何も点検していないお店もあり、お客様とのトラブルになるケースが非常に多く発生しています。
中古車は、車検整備だけでなく、予防整備もしなければいけないので、販売店の質が問われます。
整備費用と、整備の内容まで聞いておくことが重要です。
きちんと見積もりを取った上で購入を検討しましょう。
保証なしに注意
中古車を購入する際には、「保証なし」に注意しましょう。
中古車は、新車に比べて故障するリスクが高いので、保証がついてるかはとても重要です。
中古車販売店で保証してもらえるサービスは例えば、次のようなものがあります。
- 1年間保証
- 無償修理
- 走行距離無制限
- 無料ロードサービス
- 購入したお店以外でも、全国のディーラーなどで保証が受けられる
保証を行ってくれる良質な中古車販売店なら、上記のようなサービスが受けられます。
逆に、「1ヶ月1,000kmまで」や「購入した販売店以外では保証が受けられない」「○○万円までの修理のみ」「免責金有り」などとなっている場合は、保証する気がないので注意してください。
100万円以下で買えるおすすめのミニバンまとめ
ミニバンは、それぞれ特徴や性能が異なるので、自分の目的に合った車を選択しなくてはなりません。
用途としてサイズや燃費、使い勝手などどこを重視して購入するかをよく考えることが大切です。
そして、中古車を購入する時は車以上にどこのお店で買うのかも非常に重要なポイント。目先の安さだけで食いついてしまうと、後々絶対に後悔します。
当店ラインアップでは、「どんな車が良いかな」「どこで買えばいいんだろう」「車を比較してみたいな」など、中古車購入に悩まれている方のご相談を無料で行っています。
相談したからと言って当店で買う必要は全くありません。
ミニバン専門店だからこそ、ミニバンがほしいユーザーの悩みを解決することができます。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
コメント