みなさんこんにちは!埼玉県にある「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。
車を購入する人からすれば、中古車を購入する場合、少しでも安く購入したいものです。
同じ中古車であっても、さまざまな要因により中古車の価格は変動します。
よって、タイミングを見計らえばお得に中古車を購入できるチャンスがあるのです。
では、中古車はどのような要因によって価格が変動するのでしょうか?
本記事では、中古車が安くなる時期について紹介するとともに、購入におすすめのタイミングや注意ポイントを解説します。
よりお得に中古車を購入するための情報が満載ですので、ぜひ参考にしてください。
中古車の価格変動の仕組み
中古車の価格は、主に市場の動向や季節要因、新車の影響などによって変動する傾向があります。
価格が変動する仕組みを理解できれば、安くなるタイミングを見極めることができます。
これによって、安く中古車を購入できるチャンスが広がるのです。
ここでは、中古車の価格変動の仕組みについて解説します。
中古車市場の価格の決まり方
中古車市場では、新車市場との関連も見逃せません。
近年では、新型コロナウイルスの影響に伴う新車の生産台数の減少に伴い、すぐに車がほしい人が中古車をこぞって購入していました。
これにより、急激に需要が高まり価格が上昇したのです。
中古車市場の価格の決まり方としては、ほかにも車両の年式や走行距離、人気車種の需要なども欠かせない要素です。
特に、走行距離については普通車の年間平均走行距離である10,000kmが目安となり、それ以上走行している場合は価格が下がる傾向にあります。
需要と供給が中古車の価格に与える影響
中古車市場において、価格が決まる要素として需要と供給のバランスがあります。
たとえば、特定の車種において人気が高まり多くの中古車が売れると、市場に流通する中古車の数が減少します。
供給量が一定である場合、中古車が不足するので価格が上昇する場合が多いです。
逆に、多くの中古車が市場に流通している一方で、需要が一定の場合は中古車の価値が下がり価格も下落します。
需要と供給については、中古車に限らずものの価値が決まる基本の原理です。
中古車が安くなる時期のポイント
中古車の価格は、時期によっても大きく変動します。
なぜ時期によって価格が変動するかといえば、先に紹介した需要と供給のバランスが変化するためです。
具体的に、中古車が安くなる時期として以下が挙げられます。
各ポイントの詳細は、以下のとおりです。
年度末(3月)明けの4〜5月
毎年、4月は新生活がスタートするタイミングです。
多くの企業や学校では4月が期の始まりとしているため、進学や就職、転勤などで新しい生活を始める人が増えます。
新生活に向けて、車が必要になる場合が多くなり、中古車を買い求める傾向があるのです。
これにより、年度末は多く売れる傾向があります。
一方で、新生活シーズンが明けた4月や5月は、車に関する需要が一段落し、新生活によって逆に車を手放して中古市場に車が流通するので、安く購入できる場合が多いです。
新型車発売後のモデルチェンジ時
車のモデルチェンジが行われた後は、旧モデルの車が安く購入できる場合が多いです。
フルモデルチェンジが実施されると、今までのモデルが旧モデル扱いとなります。
新モデルが登場すると、旧モデルのディーラー展示車や試乗車が、中古車市場に流通します。
また、新モデルに乗り換えるために旧モデルを売る人も増えるので、流通量が増加するのです。
さらに、レンタカーの入れ替えも行われるので、供給過多となり中古車の価格が下がる傾向があります。
ボーナスシーズンの後(7月、12月)の購入チャンス
企業からボーナスを受け取ると、車の購買意欲も高まります。
実際に中古車も多く売れますが、ボーナス後は購入が一巡するため、中古車の価格が下がりやすいタイミングです。
ボーナス時期に中古車が多く売れるので、流通量が不足するイメージがあるかもしれません。
実際には、需要が高まることを見越して多くの中古車を仕入れる傾向にあり、流通量が極端に不足することはないのです。
冬季(12月~2月)の需要低下による価格下落
冬場は、中古車市場の需要が低下しやすい傾向があります。
特に、オープンカーは冬になると一気にニーズが低くなり、中古車の価格自体も大幅に下げるケースが多いです。
一方で、冬期は四駆に対するニーズが高まり、中古車価格が上昇する傾向にある点には注意が必要です。
中古車を安く買うための購入場所
中古車を安く購入するためには、どこで購入するのかも慎重に決定する必要があります。
ここでは、中古車を安く買うための購入場所について解説します。
小規模でかつ専門店
特におすすめしたい購入場所が、小規模かつ特定のジャンルに特化した専門店です。
大型店の場合、抱えがちな在庫の維持費や店舗の維持費、人件費など経費が膨大にかかる傾向にあります。
これにより、在庫として存在する中古車に各経費分が加算されて、ある程度高い傾向にあります。
一方で、小規模かつ専門店であれば維持費も安いし車も選びやすい特徴があるのです。
また、専門店の場合は特定のジャンルに対する知識やスキルに長けており、上質な車を安く仕入れて、お得な価格で販売しているケースが多い特徴もあります。
個人売買
個人売買とは、車を売りたい人から直接車を売ってもらう方法です。
個人売買の場合、業者が仲介しないのでマージンが発生せず、より安く購入できる場合があります。
ただし、保証もない現状渡しの車となるので、購入した後に故障したなどのトラブルが発生する可能性があります。
また、手続きに慣れていない同士で取引すると、スムーズに取引できない場合もあるので要注意です。
よって、基本的にはおすすめできない購入方法と言えます。
中古車購入時に避けるべき落とし穴
安く中古車を購入できるのでお得と感じる反面、中古車を購入する際に注意すべきポイントがあります。
特に、以下の落とし穴があることを理解して購入を検討してください。
各注意点について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
購入前の試乗と車両状態の確認
相場よりも安い中古車を発見した場合、すぐに売れてしまうと焦ってしまいすぐに購入を決めてしまうケースがあります。
ただし、車の状態を良く確認しないで購入すると、後で後悔する場合が多いです。
そこで、購入する前には必ず実車をチェックして傷の有無や車内の状態を確認してください。
また、基本的な情報である走行距離や修復歴も併せてチェックしましょう。
さらに、試乗して異音の有無や乗り心地などを確認することも重要です。
安さだけに惑わされない
相場よりも明らかに安い中古車の場合、何かしらの理由がある場合が多いです。
たとえば、修復歴があったり、冠水車や汚い状態で売られている現状車などの可能性があります。
安すぎる中古車の場合、必ず理由があると疑って異音、異臭、異物の有無を良く確認してください。
さらに、自分の目だけでなく鑑定書などできちんと状態確認されているのかを確認し、鑑定書の結果も含めてチェックしましょう。
購入後に後悔しないための修理保証
安い価格で中古車を購入できて、購入時点では特に問題ない車であっても、後々修理費用で負担になるケースがあります。
せっかく安く購入しても、トータル費用を考えると結果として無駄な買い物となってしまう可能性もあるのです。
よって、修理保証付きの中古車を選ぶのがおすすめです。
中古車を安く買う時期を見極めて賢く購入しよう
中古車を購入する場合、タイミング次第で価格が大きく変動します。
同じ車でも大きく価格が変動する可能性もあるので、なるべく安いタイミングを見極めて購入するのがおすすめです。
特に、本記事で紹介したタイミングを意識して、賢く中古車を購入しましょう。
ラインアップでは、上質なミニバンを多く揃えているので、安く良質な中古車をお探しの方はお気軽にお問い合わせください。
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