みなさんこんにちは!埼玉県にある「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。
売れているミニバンの代名詞として、セレナが挙げられます。
手頃な価格とちょうど良いサイズ感で、多くのファミリー層に愛されている車です。
なかでも、C26セレナは2011年から3年連続でミニバン売上1位を獲得するなど、特に人気の高い車として有名です。
セレナには上位グレードの車も存在しますが、その中でも希少グレードである20Gは中古車市場で今でも注目されています。
では、20Gは具体的にどのような違いがあるグレードなのでしょうか?
本記事では、希少グレードである20Gと、特別仕様として人気の高いハイウェイスターとの違いについて解説します。
▼動画でも解説してます▼
C26セレナの20Gは標準で内装が最上級グレード
はじめに、C26セレナの20Gについて詳しく解説すると、C26セレナが登場した時点から存在しているグレードです。
複数あるグレードの中でも上位に位置しており、新車価格が2,583,000円と高い金額に設定されていました。
また、内装がベージュ仕様で高級な車である中にもカジュアルな印象を受けます。
程度も良い20Gは、市場になかなか出てこない希少グレードとして有名です。
20Gとハイウェイスターの外装の違い
20Gとハイウェイスターには、外装の違いがみられます。
好みが分かれる部分であり、しっかりと違いを理解してどちらが最適であるかを判断することが重要です。
ここでは、20Gとハイウェイスターの外観の違いについて、徹底解説します。
フロントの比較
20Gの場合、フロントはエアロのない丸みを帯びているデザインとなっています。
これにより、落ち着いた印象を受けます。
一方で、ハイウェイスターは下が飛び出たような凹凸の多いダイナミックなデザインが印象的です。
ハイウェイスターはやんちゃな車という印象を受けるので、より落ち着いた大人をアピールしたい場合は20Gが最適です。
サイドの比較
サイドのデザインとしても、20Gはエアロレスですっきりした印象を受けます。
一方で、ハイウェイスターはエアロが付いた流線型のデザインを採用しており、車幅も広い特徴があります。
車幅の違いもあり、ハイウェイスターの場合は3ナンバー、20Gは5ナンバーという大きな害があるのです。
ただし、維持費としては20Gとハイウェイスターは変わりません。
装着しているタイヤは、20Gが15インチであるのに対して、ハイウェイスターは16インチでスタイリッシュなデザインとなっています。
リアの比較
リアからみても、20Gはエアロが付いていない関係上、車高が高くみえる特徴があります。
また、スクエアでありつつもどこか丸みを帯びたデザインが印象的です。
ハイウェイスターの場合、エアロバンパーでワイドボディにみえます。
また、四角っぽさをより感じられるグレードでもあります。
以上の違いから、落ち着いた印象のミニバンに乗りたい場合は20Gを、かっこいいミニバンに乗りたい人はハイウェイスターを選ぶと良いでしょう。
20Gとハイウェイスターの内装の違い
20Gとハイウェイスターには、内装部分にも違いがみられます。
特に、シートのカラーリングの違いは明確であり、趣味が分かれる部分です。
ここでは、より具体的に20Gとハイウェイスターの内装の違いを紹介します。
20Gグレードの内装
20Gグレードのシートは、内装がベージュ色という特徴があります。
一般的なセレナはブラックのシートであるのに対し、どこかカジュアルな印象があります。
ベージュ色ということで、汚れがブラックよりも目立ちやすいため、良質な中古車が少ないというデメリットがあるのです。
フロアマットについても、基本はベージュカラーの車が多いものの、ブラックのマットを使用している車もあります。
前期はスエード調、後期はハーフレザーという違いがあり、特にハーフレザーのタイプはラグジュアリーな印象を受けます。
Gグレードの場合、プラズマクラスターエアコンを搭載しているのが魅力的です。
運転席周りでは、ウッド調のパーツが使用されていて、カジュアルな印象もあります。
ステアリングホイールについては、本革巻きに変更されている点も見逃せません。
後部席には、リラックスモード付きのヘッドレストが付いており、快適な座り心地を演出しています。
ハイウェイスターの内装
ハイウェイスターは、シートが前期はパープル、後期はブラウン調となっており、おしゃれ感を演出しています。
また、ジャガード織物となっている点も特徴的です。
後部席のリラックスモード付きのヘッドレストは、ハイウェイスターのグレードによっては付属しますが、非常にバリエーションが多いので迷ってしまいます。
フロント周りは、グローブボックス周辺などもブラックを採用し、クールな印象を受けます。
C26セレナの20Gとハイウェイスターの選び方
C26セレナの20Gとハイウェイスターを選ぶ際には、特に内装色や価格差に注意して選ぶことが重要です。
ここでは、内装色や価格差の違いなどを詳しく解説します。
内装色について注意
内装色については、20Gはベージュ系、ハイウェイスターはダーク系のカラーリングを採用しています。
好みのカラーリングがどちらかという観点で、選ぶのが良いでしょう。
20Gはどうしても汚れた場合に目立ちやすい特徴がありますが、スエード調の場合はコーヒーをこぼしてもすぐに拭き取れば汚れが残りにくいです。
逆に、汚れが目立ちにくそうなハイウェイスターのシートは、ドリンクの汚れが白く浮いた染みになりやすいデメリットがあります。
中古車を選ぶ際には、シートの状態を良くチェックしておくことをおすすめします。
また、小さな子どもいるファミリー層の場合は内装の汚れが発生しにくいグレードを選ぶと良いでしょう。
価格差について
中古車の価格差をみた場合、ハイウェイスターの方が高値で販売されている場合が多いです。
20Gはシートが綺麗な状態を維持できている中古車は高くなる場合があるものの、平均するとハイウェイスターよりも安値になりがちです。
20Gで極端に安い価格で販売されている場合、シートに汚れが目立っている可能性が高いので注意してください。
一方で、ハイウェイスターはシートが多少汚れていても底値が高めで比較的高く販売されています。
まとめ
20Gとハイウェイスターは、いずれも上位グレードの位置づけでありどちらも魅力的なグレードです。
大きく分類すると、20Gはより落ち着いた印象を、ハイウェイスターはアクティブな印象を受けます。
いずれも、魅力的なグレードであることは間違いないので、慎重に善し悪しを判断して最適な車選びを行いましょう。
また、特にハイウェイスターはグレードが細分化されており、一目ではどの装備が付いているのかがわかりにくいものです。
もしご希望の装備などがある場合は、ラインアップまで相談いただければ最適なC26セレナをお探しいたします。
コメント