みなさんこんにちは!埼玉県にある「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。
トヨタはさまざまな車を生産しており、選択肢が多い特徴があります。
特に、人気が高いミニバンとして50エスティマと20アルファードが挙げられます。
既に生産終了しているものの、両車ともに中古市場で注目を集めている存在です。
50エスティマと20アルファードは、基本コンセプトが異なるので内外装や使い勝手が大きく異なります。
では、具体的にどのような違いがある車なのでしょうか?
本記事では、トヨタの人気ミニバンである50エスティマと20アルファードの外内装や使い勝手を徹底比較します。
▼動画でも解説してます▼
50エスティマと20アルファードの外装や諸元を解説
50エスティマと20アルファードでは、外装や車体サイズが大きく異なります。
ここでは、具体的にどのような違いがあるのかについて解説します。
外装の比較
50エスティマは、初代モデルから天才たまごの相性で人気を博していました。
その流れは、50エスティマにも継承されており、走行安定性の高さが魅力的です。
後期型では、フロントがより多くみえるグリルを採用しています。
アルミホイルは18インチにインチアップしており、より大きさを感じさせるデザインとなっています。
テールはクリアテールとなっており、中期型から立体的なデザインを採用しているのが特徴です。
前期型が平成、後期型は令和に発売されており、前期型と後期型を比較すると雰囲気が大きく異なります。
20アルファードの場合、後期の方がフロントグリルが大きくみえる特徴があります。
これは、50エスティマと同様の傾向があると言えるでしょう。
サイドは、18インチを採用しておりリアは前期と後期で大きな違いはありません。
リアのサイズ感は、50エスティマと比較すると非常に大きく、国産ミニバンの中でも最大級のサイズ感です。
車体サイズの比較
車体サイズは、50エスティマと20アルファードで大きく異なります。
外径寸法の違いを比較した結果が、こちらです。
場所 | 50エスティマ | 20アルファード |
---|---|---|
長さ | 4,885mm | 4,815mm |
幅 | 1,840mm | 1,820mm |
高さ | 1,900mm | 1,745mm |
特に、リアからみると大きな違いがあります。
20アルファードの方が高さが150mm高く、ゆったりとした乗り心地を実現しています。
また、長さが70mm違うものの、両車に運転のしやすさに大きな違いはありません。
50エスティマの方が、ダッシュボードが湾曲したデザインとなっているので、見晴しが良く運転しやすい特徴があります。
これにより、20アルファードよりも小回りが利きやすいのが特徴的です。
50エスティマと20アルファードの内装比較
50エスティマと20アルファードでは、外観以上に内装に大きな違いがあります。
ここでは、運転席周りやパネル周り、そしてミニバンで重要視される後列のデザインなどを比較します。
運転席周りの比較
50エスティマの場合、グレードによって内装が大きく異なります。
アエラスプレミアムエディションでは、内装が黒ベースを採用しています。
ダッシュボードの右下と左下にかけて湾曲したデザインとなっており、視野を確保しやすく大きさを感じさせません。
アルファードは大きな車となるので、大きさに抵抗がある場合は50エスティマが有力な選択肢となるでしょう。
装備で言えば、50エスティマはクルーズコントロールはほぼ全グレードに付いています。
アエラスは基本ブラックであるものの、ベージュ系のシートカラーがベージュのものが存在します。
プレミアムエディションでは、パワーシートとハンドルを自由に調整できる点が魅力的です。
20アルファードは、240Sタイプゴールドではハーフレザーシートを採用しています。
基本ブラックカラーのシートであるものの、若干赤っぽいカラーリングが印象的です。
また、パワーシート仕様にはなっていない違いがあります。
ダッシュボードはストレートな形状であり、どうしても角の部分に死角が発生しやすい傾向にあります。
ただし、エルグランドと比較した場合はみやすさが確保されている点が魅力的です。
パネル周りの比較
パネル周りでは、50エスティマと20アルファードで大きな違いがあります。
50エスティマの場合、フロントガラス直下のダッシュボードの湾曲した箇所に集約されています。
一方で、20アルファードはハンドル回りにメーター関係が集約されている特徴があります。
古くから多くの車に乗っている人からすれば、20アルファードの方がすんなり受け入れやすいでしょう。
ただし、人によっては50エスティマのパネルの方が見やすいというケースもあり、好みが分かれる部分で宇S。
2列目の比較
50エスティマの場合、独立型のキャプテンシートを採用しています。
また、センターコンソールが移動式であり、自由に位置を調整可能です。
シートの使い勝手としては、20アルファードとの大きな違いはありません。
オットマンについては、50エスティマは伸びるタイプを採用しているので長時間の移動でも疲れにくい特徴があります。
2列目は内側にスライド可能であり、スライドさせた状態で3列目側にもスライド可能です。
これにより、より足回りの広さを確保できます。
20アルファードの場合、ハーフレザーシートを使用していて、アルカンターラ生地を採用しています。
足下は非常に余裕があり、屋根の広さもあるので余裕があります。
オットマンは角度を変えるのみの仕様となっているものの、座り心地は抜群です。
折り畳み式のセンターテーブルとなっており、不要な際には畳んでスペースを確保可能です。
50エスティマ同様に、内側にスライドさせた後に後方にスライドでき、リラックスした座り心地を実現できます。
3列目の比較
50エスティマの場合、キャプテンシート仕様の場合は2列目中央から3列目に移動可能。
2列目シートを外に出して下げた場合、3列目は広く使えません。
ただ2列目をある程度前に出すことで、3列目にもある程度の余裕が生まれます。
20アルファードは、3列目はスライドさせることが可能です。
2列目を下げた状態でも、3列目には余裕があるサイズ感となっています。
ヘッドレストを上げて後ろに下がれば、さらにゆったりとした座り心地を実現できます。
多くの人を乗車してドライブするのであれば、やはり20アルファードの方に分があるでしょう。
荷室の比較
50エスティマの場合、荷室にラゲッジボードが付いており取ることで広い空間があるので、比較的多くの荷物を収納できます。
また、3列目シートを収納することで広い荷室を確保可能です。
4人家族で荷物を多く収納したい場合に、おすすめの車と言えます。
さらに、スーパーリラックスモードにすると荷室をある程度確保しつつ2列目を圧倒的に広く確保可能です。
20アルファードの場合、3列目は床下収納ではなく跳ね上げ式を採用しています。
容量だけ言えば、20アルファードの方が大きい特徴があります。
2列目を目一杯下げても荷室は確保できるものの、3列目の足が残ってしまうのでどうしても段差が生まれる点がデメリットです。
また、跳ね上げたシートが出っ張っているので収納する荷物によっては邪魔になるケースもあります。
50エスティマと20アルファードはどちらがおすすめ?
50エスティマと20アルファードは、どちらも魅力的な車であり、どちらを購入しようか悩んでいる人も多いでしょう。
ここでは、50エスティマと20アルファードのどちらがお得かについて紹介します。
維持費は変わらない
車の価格と同時に、意識しておきたいのが維持費です。
50エスティマと20アルファードは、グレードによるものの2.4リッターのサイズが主流です。
よって、自動車税はいずれも2,500リッター以下にカテゴライズされて維持費としてはどちらも同じです。
維持費は気にならず、好みによってどちらを選ぶかを決めるのが良いでしょう。
アルファードがおすすめの人
アルファードは、居住空間が高いので乗っていて疲れにくさを強調したい場合におすすめです。
特に、3列目まで使用する機会が多い4人以上の家族にとってアルファードが最適な選択肢となります。
また、アルファードは荷室が広いので職人が道具を積んで移動する際にも活用されるケースが多いです。
ほかにも、エスティマと比較するとデザイン性が良いと感じる人が多いので、デザイン重視の人にもおすすめです。
エスティマがおすすめの人
エスティマの場合、前モデルから乗り換える人が多い傾向があります。
これは、使い勝手が良い車であるためであり、運転しやすいミニバンを探している人に向いています。
2列目の居住性が良い傾向にあるので、4人家族でゆったりと移動したい際に最適な車です。
また、4人乗り仕様としても荷室が広めに取れるメリットもあります。
まとめ
50エスティマと20アルファードは、どちらも魅力的なミニバンとして人気です。
特性が異なる車であり、使用するシーンによってどちらの車が最適かが異なります。
本記事で紹介した内容を参考に、魅力的な車種を探してドライブを楽しみましょう。
ラインアップでは、50エスティマと20アルファードも豊富に取りそろえており、全車生姜可能です。
実際に乗ってみて、50エスティマと20アルファードの魅力を実感してください。
\当日結果がすぐにわかる/
コメント