フルモデルやマイナーチェンジ後は中古車がお得に買えるのか?

フルモデルやマイナーチェンジ後は中古車がお得に買えるのか?

みなさんこんにちは!埼玉県にある「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。

自動車を安く購入したい場合、タイミングを見計らうことが重要です。

自動車は需要と供給のバランスで価格が決まる傾向にあり、タイミング次第ではお得に中古車を購入できます。

一般的に、フルモデルやマイナーチェンジ後は中古車がお得に購入できると言われています。

では、なぜフルモデルやマイナーチェンジ後に中古車の価格が下落するのでしょうか?

本記事では、フルモデルやマイナーチェンジ後の中古車の価格について徹底解説します。

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自動車モデル販売の仕組み

テレビCMや広告において、フルモデルチェンジやマイナーチェンジというフレーズを耳にすることが多いのではないでしょうか?

自動車の場合、同じ車名でも生産されている時期によって大きくバージョンが異なる場合があります。

例えば、トヨタカローラは初代が1966年に誕生しており、2024年現在で12世代までバージョンアップしています。

すでに50年以上の歴史がある車種であり、その間にさまざまなマイナーチェンジやフルモデルチェンジが行われているのです。

ちなみに、モデルチェンジの由来は1920年代にアメリカの自動車メーカーであるフォードに対抗するため、GMが導入したのが最初と言われています。

ここでは、マイナーチェンジとフルモデルチェンジの違いについてより詳しく解説します。

マイナーチェンジ

マイナーチェンジ前(前期型)
マイナーチェンジ後(後期型)

マイナーチェンジとは、主に車の内装や外装を変更することを指します。

大きなデザインの変更はなく、エンジンや主要部分には変化しません。

マイナーチェンジによっても、外装のデザインのみの変更だけでなく、ヘッドライトやグリルといったパーツまで変更する大型な変更を加えることもあります。

マイナーチェンジは、一般的に2年から4年のサイクルで実施されます。

マイナーチェンジすると、マイナーチェンジ前が前期型、マイナーチェンジ後が後期型と呼ばれるケースが多いです。

フルモデルチェンジ

アルファード 10系 AX-L
フルモデルチェンジ前(10型)
フルモデルチェンジ後(20型)

大きく自動車が様変わりするような変化がある場合、フルモデルチェンジと呼ぶことが多いです。

フルモデルチェンジの場合、内装や外装だけでなくエンジンや車両の構造に至るまで、大幅なチェンジが行われます。

これにより、同じ名前の自動車であっても型式が変更するケースが一般的です。

場合によっては、車名が同じでも全く違う自動車に感化するフルモデルチェンジのケースもあります。

フルモデルチェンジは、4年から6年周期で行われるのが一般的です。

輸入車の場合は、7年以上フルモデルチェンジを実施しない自動車もあります。

【結論】フルモデルチェンジ後は中古車がお得!その理由とは?

フルモデルチェンジした後は、中古車がお得に購入可能です。

その理由として、以下のような点が挙げられます。

各理由について、詳しく解説します。

旧型モデルの相場が下がる

モデルチェンジが行われると、旧型モデルの相場が下がる傾向にあります。

これは、新型モデルの登場により旧モデルに関する注目度が下がるためです。

注目度が下がることで、新型モデルに惹かれて買い換えを検討するケースが増えます。

中古車市場では、車両の流通量が増えると価格が下がる傾向にあり、購入したいという方にとっては絶好のチャンスとなります。

新型モデルの買い替えで旧型が下取りに出される

自動車を購入する際に、特定の車種が好きで買い続けるケースが多いです。

フルモデルチェンジは、概ね4年程度で実施されるため、まだ中古車として価値がある段階で売りたいという場合があります。

また、最新モデルを乗り続けたいというニーズもあり、新型モデルが登場すると旧モデルを下取りに出して購入するケースが増えるのです。

レンタカーや試乗車の入れ替えが行われ中古車市場に流れる

ディーラーにおいて、モデルチェンジが行われるといち早く店頭に並べます。

これに伴い、ショールームに展示していた旧モデルが不要となるのです。

また、試乗車として使用していた旧モデルも入れ替えが行われて、これまで使用していた車両が中古車市場に流通します。

ひとつのディーラーから旧モデルの車両が中古市場に出回るのは数台程度ですが、すべてディーラーで入れ替えが行われるため相当数の車両が中古車扱いとなります。

展示車や試乗車の場合、走行距離が少なめでディーラーで適切に管理され必要な整備も受けいる場合が多く、状態の良い中古車が期待できます。

同様に、レンタカーでも同様で自動車メーカーが運営しているレンタカー会社では、最新モデルをレンタカーとして用いいるケースが多く、旧モデルが中古車として市場に流通します。

フルモデルチェンジ後の中古車を最大限お得に買う方法

フルモデルチェンジが行われた後に、中古車を最大限お得に購入する方法として、以下が挙げられます。

各方法について詳しく解説するので、是非活かしてお得に中古車を購入しましょう。

フルモデルチェンジ半年以降に相場が下がる傾向

新型発売から半年以降に、相場が下がり始めることが多いです。

これは、繰り返しになりますがフルモデルチェンジに伴い買い換えやディーラー、レンタカーから中古車に転換されるケースが増えます。

中古車が市場に多く流通すると、需要と供給のバランスから価格が下落する傾向にあります。

以上から、概ねフルモデルチェンジから半年程度経過すると相場が下がり絶好の買い時と言えるでしょう。

モデルチェンジよりもっと前の型であればさらにお得に買える

最新モデルからさらに2世代前のモデルの中古車の場合、もっとお安く買えるのでおすすめです。

経過年数で言えば、7年から10年落ちぐらいが該当し、さほど古さを感じないケースが多いです。

また、整備が行き届いている車両であれば数年間乗り続けることができます。

コストパフォーマンスを考えれば、2世代前の車両も視野に入れて購入するのもおすすめです。

ラインアップであれば各種モデルを比較できます

中古車をお得に購入したい場合、フルモデルチェンジ後の旧モデルを狙うのがおすすめです。

また、それ以上前のモデルを狙うと、さらにおとくな価格で購入できるチャンスがあります。

ラインアップでは、同じ車種でも旧モデルから新モデルまで各種モデルを比較して購入可能です。

店頭に並んでいないお車でも。最新の各種モデルの中古車相場をお伝えすることが可能なので、是非利用してお得に中古車を購入してください。

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