【リペアとは?】中古車の経年劣化はリペアで新品同様に完全復活します

【リペアとは?】中古車の経年劣化はリペアで新品同様に完全復活します

みなさんこんにちは!埼玉県にある「ミニバン専門店ラインアップ」代表の菊池です。

中古車になると、ハンドルのスレや革シートの切れなど、経年劣化が出てくるケースもあります。

中古車購入を検討しているお車なんかでも、ハンドルがかなり擦れていたりすると購入を悩む場合もありますよね。

そんなときには「リペア」を施し修理することでかなりキレイに補修することが可能です。

リペアとは、車の傷や劣化部分を部分的に補修して綺麗な状態に戻す技術のことです。

正確には修理とは意味合いが異なるリペアですが、具体的にどのように使い分けると良いのでしょうか?

本記事では、リペアの概要やリペアできる箇所、費用、予防法などについて徹底解説します。

この記事を読めば、リペアのメリットやデメリットを含めて理解できるので、ぜひ参考にしてください。

▼動画でも解説してます▼

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リペアとは何か?

リペアについて改めて解説すると、「車の傷や劣化部分を部分的に補修し、綺麗な状態に戻す技術」という意味です。

リペアは、中古車を購入する際にダメージを理由に購入を諦めなくて済んだり、新品交換よりも費用を抑えられたりするメリットがあります。

修理すると聞くとネガティブなイメージがあるものの、リペアの場合は綺麗な状態に戻す意味合いがあるのでポジティブなイメージを持つ場合が多いです。

ここでは、リペアが必要になる主な理由やメリットについて解説します。

リペアが必要になる主な理由

車にダメージが発生する原因として、主に以下が挙げられます。

  • ハンドルの擦れ
  • 直射日光
  • 日常的な使用による摩耗
  • シートの色あせ・へたり

ダッシュボードのひび割れが、直射日光により発生するケースが多いです。

また、程度が悪いとべたつきに発展するケースがあり、見た目だけでなく触覚的にもよくありません。

特に、ダッシュボードの素材によって発生しやすさが異なり、プラスチック以外の素材で発生しがちです。

ハンドルについては、ウレタン製ではなく革巻き製のハンドルで擦れによるダメージが発生します。

特に、頻繁に触る場所では摩擦により皮が薄くなり、白っぽくなります。

シートについても、運転席の横側など人が擦れる場所で劣化が進行しがちです。

ダメージが発生している場合、リペアによって綺麗な状態にすることで見た目が良くなり新車の状態に近づけることができます

リペアを専門業者に頼むメリット

リペアは自分でもできるものの、専門業者に依頼することでより仕上がりが綺麗になります。

専門業者に依頼することで、DIYでは対応不可能な以下を実現できます。

  • 素材の質感を再現できる
  • 塗装の色合わせにより自然な仕上がりを実現できる
  • 耐久性を高めることができる


少しでも綺麗な状態を取り戻す場合、専門業者に依頼しましょう。

ただし、リペア業者ごとに仕上がりや価格が異なるため、見積もりや実績確認が重要となります。

リペアできる主な箇所

リペアで行える主な内容は、以下のとおりです。

各作業の詳細は、以下のとおりです。

ハンドルの擦れ・削れ


ハンドルの場合、革巻きハンドルで特に擦れやすい傾向があります。

特に、色ハゲや皮の薄くなるなどの傾向が見られます。

リペア後は革の質感など、視覚だけでなく触り心地までまで再現可能です。

リペア後ここまでキレイに

細部まで確認しないと、リペアしたことがわからないレベルまで修理できます。

リペア費用の目安は、おおむね2〜3万円前後です。

ダッシュボードのひび割れ・ベタつき

かなりベタつきます

ダッシュボードでは、特に高級車に多いソフトシボ加工のダッシュボードで、直射日光によるダメージが出やすい傾向にあります。

ベタつきやひび割れが進行するとリペアの範囲が広がり、費用も上がる可能性が高いです。

また、スマートフォンのホルダーを粘着テープで貼り付けて、剥がす際にはげてしまうケースも見られます。

ヒビ割れが発生している場合、その周辺も含めて交換する必要があり数千円から数万円と費用が高くなりがちです。

シートの破れ・へたり

リペア前:全体的に劣化
リペア後:見違えるほどキレイに

革シートやレザーシートで発生しやすいのが、削れや破れや、座面のへたりです。

人が身につけている服によってもダメージの加わり方が異なり、特にデニム素材と擦れると破れが発生しやすくなります。

特に、運転席で膨らんだ箇所が擦れやすく、リペアが必要になる場合が多いです。

リペア方法としては、中材を補充して形を整えたり、色を合わせて穴を埋めたりする形で対応します。

リペアをすることで、見た目と座り心地が大幅に改善するため積極的にリペアしたいものです。

シートのリペアは、修復レベルであれば数万円程度、貼り替えになると高い場合は7万円かかることも多いです。

ホイールのガリ傷・ガラスの飛び石

ホイールのガリ傷やガラスの飛び石も、リペアしたい部位の1つです。

ホイールのガリ傷は、運転ミスで接触した場合などで発生します。

リペア自体は可能であるものの、ホイール自体を交換することを選択する人が多いです。

ガラスの飛び石は、自分では対応が不可能であり、1円玉程度のサイズであればリペアできます。

ただし、ガラスをリペアしたとしても完全に傷を消すことは不可能です。

フロントガラスは常に目に入る場所であり、クラックの進行を防ぎつつ車検に通すためにはリペアは有効な選択肢となります。

リペアの費用と業者の選び方

ハンドルのちょっとした擦れレベルであれば、2〜3万円程度でリペアできる場合が多いです。

ただし、ダメージの度合いによっては費用が変動する傾向があります。

シートやダッシュボードなど広範囲のリペアは、もう少し高くなり数万円かかる場合があります。

また、リペアの場合はどこまでのクオリティで直してほしいかによって値段が変わることが多いです。

やや妥協するか、完璧を目指すかによって仕上がりが異なるため、その分が費用面で響いてきます。

業者の口コミや実績写真をチェックし、仕上がりイメージを確認しながら業者を選ぶと良いでしょう。

リペア無しでもダメージを抑えるコツ

リペアが必要にならないように、ダメージを抑える行動が必要です。

ここでは、リペア無しでもダメージを抑えるコツを2点紹介します。

普段の乗り降りの仕方や運転姿勢

普段車に乗る際にも、乗り降りの仕方や運転姿勢にこだわることで劣化を防止できます。

考え方の基本は、なるべく擦れないようにすることです。

乗車する際には、シートの縁に体重をかけすぎないように乗り降りすることが重要です。

具体的には、座る位置に真上から乗るようなイメージで乗りましょう。

また、片側に寄りかかる癖を減らすことで片減りなどの問題を解消できます。

ハンドルを操作する際には、力任せに回さず優しく握ることが重要です。

特に、片手で操作する人が見られますが、両手で握って操作することが重要です。

駐車環境・保管方法

駐車環境として、直射日光を避けるように屋根付き駐車場に止めるのが理想です。

ただし、難しい場合はカバーやサンシェードを活用すると良いでしょう。

10年落ちミニバンなどダッシュボードのベタつきが出やすい車種では、特に効果的です。

既に発生し始めている場合でも、進行を遅らせることができます。

中古車購入時にリペアを検討するメリット

中古車を購入する際に、リペアを検討したい場合があるでしょう。

実際に、リペアを行うことでダメージのある中古車であっても、リペアを前提に選べば本来欲しかったグレードや装備がある車で、傷などがあっても諦めずに購入できるメリットがあります。

また、リペアがある場合はリペア済み、もしくはリペア前提で価格交渉できる可能性があるメリットがあります。

買う前に中古車販売店に対して、リペアしてから納車できないか相談するのも良いでしょう。

まとめ・結論

車のリペアは、新車の状態に近づけるために行われるものです。

車の見た目が良くなるだけでも、車に対する愛着が異なります。

また、リペアすれば傷などがあって中古車購入時に選択肢から外れた車を候補とすることも可能です。

リペアが必要にならないように、車の乗車方法などをこだわることが重要です。

また、中古車の選択肢を増やすためにも、リペアを選択肢に入れましょう。

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